2016.09.26
女性は結婚式で着るウエディングドレスというものがございますが
男性は洋服というカテゴリーの中から結婚式に相応しい服を選ばなければなりません。
その時に着る洋服としてタキシードが挙げられます。
特に挙式とは儀式の場でもある為、それに相応しいフォーマルな衣装を身にまとう事がセオリーではないでしょうか。
こちらがタキシードに用いられるジャケットです。
ラペルには拝絹といってシルクがあしらわれている事。
形はショールカラー、ピークドラペル。
色はブラック、ダークネイビーが好ましいです。
アメリカ、イギリス、それぞれの文化で愛されたスタイリング、現在もなお受け継がれる
紳士の衣裳は私達が取り扱う婚礼用の衣裳(フォーマルウェア)にも取り入れられております。
タキシードをはじめ、フォーマルウェアは合わせる小物ひとつひとつに意味があり
それぞれが紳士の装いを形作っています。
その小物が使用される由来や背景を知ることにより、フォーマルウェアを楽しみながら
スムーズに着こなすことができるのではないでしょうか。
今回はその一つである最も格式高いシューズ、オペラパンプスを紹介いたします。
ARTUR SLEEP(アーサースリープ)
タキシードにおいて、最も格式が高いシューズはオペラパンプスというエナメルのシューズです。
社交界はレディーファーストの世界。大昔の革靴は靴墨の質はあまり良くなく、
ダンスやエスコートをしている際大事なパートナーのドレスを汚してしまっていました。
エナメルは女性の靴やドレスを汚すことなくエスコートが出来る靴として紳士たちに愛されていました。
また限られた照明の光源でもしっかりと輝くエナメルの靴は元来夜に着用されるタキシードに合わせる最もフォーマルな靴として定着しています。
オーソドックスなディティールは燕尾服にも合わせる靴であるオペラパンプスですが、
紐靴やルームシューズでもエナメルであればフォーマル性に優劣はございません。
きちんとタキシードを着て足元や袖口まで隙の無いお洒落を楽しんで結婚式を
迎えてみてはいかがでしょうか。
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