2018.07.08
ウェディングドレスと同じように花嫁さまにとって大切な主役であるウェディングベール。
一見ドレスの装飾のようなイメージをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は選ぶベールによって花嫁さまの印象を変えてしまうくらい重要なアイテムなのです。
しかし、どんなベールがあり、どのように選べばよいのでしょうか?
今回はベールのご紹介をしていきたいと思います。
記憶に新しいメーガン・マークル妃のウェディングドレス。
このときのメーガン妃のベールは、特別な想いを込め55種類の花の刺繍をあしらった5m程のロングベールでした。
ジバンシィの究極にシンプルで洗練されたドレスに合わせたスタイルは、前からはもちろん、バックスタイルは神々しいくらいの美しさです。
ロイヤルウェディングといえば、やはり世界中から注目を浴びたダイアナ妃のウェディングドレス。
こちらもロングトレーンをより一層豪華に引き立てる7.6mのロングベール。
このような大聖堂に似合う最もフォーマルで王族によく使われるベールのことをカテドラルベールと言います。
まさにロイヤル・プリンセスに相応しいドレス&ベールです。
今でもお手本にされている花嫁さまも多くいらっしゃるキャサリン妃。
キャサリン妃が結婚式でお召になられたベールは、2.7mのロングトレーンに合わせたマリアベールです。
マリアベールはベールダウンセレモニーがなく一枚のチュールを聖母マリア様のように纏うスタイルです。
ロングスリーブのウェディングドレスとのコーディネートは上品でクラシカルな雰囲気になります。
ジュリエット・キャップベールをご存知ですか?
海外で人気のスタイルのベールです。
ジュリエットキャップとは、レースやニットを用いて頭の後ろ半分をおおい、下端に縫い付けた紐を前にまわした帽子のことで、そのデザインをベールにしたものを表します。
「ロミオとジュリエット」のヒロインが着用したことからこう呼ばれるようになりました。
こちらは2017年に結婚したミランダ・カーのウェディングスタイルです。
クラシカルさとモダンを融合したドレスに合わせたジュリエットキャップベールは、まるでおとぎ話に出てくるプリンセスそのもの。
とてもロマンティックでうっとりしてしまいますね。
ファッションアイコン、ケイト・モスが選んだものジュリエットキャップベールでした。
ヒッピー風なスタイリングは、ケイト・モスならではの肩の力が抜けた上級者コーディネート。
ナチュラルでカジュアルなボーホーウェディングにぴったりです。
他にも、オーソドックスなミディアムベールや個性的なショートベールがあります。
ミディアム丈のベールはどんなタイプのドレスにも合わせやすく、ドレスのデザインを引き立てたい方にもよりおすすめです。
また、刺繍やビーディングがあしらわれているベールでしたら、ドレスのスカート部分にデザインがくるのでドレスの邪魔になりすぎず、なりたいテイストをプラスすることができます。
フェザーをあしらったインパクトのあるドレスにはヘッドドレスタイプのベールでバランスを調節。
披露宴の再入場でも個性を活かせるスタイルです。
いかがでしたか?
ベールのデザインや長さで雰囲気が全く変わります。
ドレスを選ぶと同時にベールも合わせながら、自分らしいウェディングスタイルを作ってみてくださいね。
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