2019.05.26
ウェディングドレス・和装 / ブライダルヘアメイク / 最新トレンド
どこかあたたかく、ポジティブな気持ちで迎え入れた花嫁さまも多い「令和」という新しい元号。
令和元年の新郎新婦さまであれば、結婚式や披露宴にも令和のトレンドを取り入れたいものですよね。
このコラムでは、新たな時代の空気感や最旬カラーをセンスよく取り入れる、ウェディングドレスコーディネートのコツとブライダルメイクのポイントを中心に解説します。
《目次》
・令和カラーのウェディングドレスの紹介
・花嫁さまに似合う「#令和カラードレス」の選び方
・令和カラーのウェディングドレスコーデの注意点
・令和慶祝カラーと平成カラーの違い
そもそも「令和カラー(正式名称は令和慶祝カラー)」とは、日本流行色協会(JAFCA)が2019年4月26日に発表した『新しい「令和」の時代を迎える国民の慶びを込め、発表された色』です。
「梅」「菫(すみれ)」「桜」の三色の令和カラーは、春の訪れを知らせる日本の代表的な花にちなんで選定されました。
https://www.jafca.org/colorcolumn/20190402.html
「どの花の色も、私たちの身近にある暮らしの中に溶け込んでいる色です。
自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫続くよう、願いを込めて選びました。」
と日本流行色協会のホームページにも記載があるように、日常にあふれる自然美を表現している三色でカラードレスとしても取り入れやすい色合いです。
馴染みのある3色ではありますが、花嫁様のキャラクターに合わせて選ぶことでグッとドレス姿が華やかになります。
令和カラーをあしらったドレスを「梅」「菫」「桜」の三色に分けて、三着ずつチェックしていきましょう。
1.大人可愛いサーモンピンクのバレリーナドレスで上品な花嫁さまに
令和カラーの【梅】を連想させる温かみのあるサーモンピンクのドレス。
バレリーナのように、ふんわりと広がるチュールのスカートが魅力的です。
ウエストでカラーを切り替えることによって、着やせ効果も期待できますね。
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2.一度見たら忘れられない、Fiore Bianca(フィオーレビアンカ)オリジナルカラードレス
思わず触りたくなるフワフワ感で、わたあめのような生地感のドレス。
【梅】に近いモデレート・パープリッシュ・ピンク系統のドレスです。
柔らかなイメージの花嫁さまにピッタリですが、可愛すぎないお色で年齢を問わずにお召しいただける一着です。
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3.エレガントでフェミニンなJUNO(ジュノ)オリジナルカラードレス
真っ白なキャンバスに絵を描いたような、クリエイティブな美しいドレス。
こちらのピンクも令和カラーの【梅】のように、優しい色味になっています。
オフホワイトが使われているこちらのドレスは、肌色のトーンを選ばずに合わせやすくオススメです。
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1.FioreBianca(フィオーレビアンカ)人気のネイビーカラーでエレガントな花嫁さまに
気品溢れる令和カラー【すみれ】色をあしらった、ダーク・パープルが魅力的なカラードレス。
大人っぽさもある一方で、デコルテを思い切って見せるデザインで華やかさもあります。
落ち着いたすみれ色とエレガンスを感じさせるアクティブなドレスが令和のムードに好相性ですね。
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2.憧れのプリンセスラインで王道花嫁さまに
淡いすみれ色が、プリンセスラインの王道シルエットのカラードレスです。
バックスタイルのレースアップがクラシカルな印象がトレンドと上手く調和しています。
主張しすぎないお色は、奥ゆかしい和の心にぴったりのカラーですね。
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3.スモーキーカラーで大人可愛く Authentique(オーセンティック)オリジナルドレス
すみれ色で描かれた柄が印象的なフェミニンな一着。
Aラインのシルエットのドレスは、年齢や体形を選ばずに、幅広い年齢層の方に好相性です。
ドレス全体に描かれたお花も、ディテールの繊細さから派手になりすぎず上品な着こなしが実現できますよ。
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1.Yolan cris(ヨーランクリス) 3Dフラワー×スモーキーピンクで叶える大人フェミニンスタイル
令和カラーの【桜】が散りばめられたデザインが印象的なカラードレス。
可愛らしいデザインもスモーキーピンクで甘くなりすぎず、大人花嫁さまにも自然にお召いただけます。
花嫁さまを優しく包み込むような雰囲気が、さりげない和の心を表しているようです。
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2.FioreBianca(フィオーレビアンカ)オリジナルドレスの上質フェミニンな一着
重なり合うチュールから垣間見える「ピンク地×白レース」の仕立ては、高級感ありつつもセンスを上品に伝えられます。
ブーケやアクセサリーで飾り立てなくても、ドレスだけで花嫁さまを演出してくれる存在感のある一着です。
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3.David Fielden(デヴィッドフィールデン)新作カラードレスのご紹介
ドレス中央の立体的なビジューが、しだれ桜を連想させるドレスです。
温もりを感じるピンク色のトーンで、季節を選ばずに取り入れやすいデザインでしょう。
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令和慶祝カラーは「梅」「桜」「菫」の三色ですが、カラードレスを選ぶ上ではいくつか注意点があります。
まずは下記でご紹介するように、三つの色の特徴を理解してドレスを選んでいきましょう。
梅色は「桜」に比べてやや紅みが濃く、カラードレスとして身にまとうとメリハリがついた印象になります。
一部に梅色をあしらったドレスでも取り入れやすい色ですし、色味のアクセントが強いため単色のカラードレスでもコーディネートしやすいでしょう。
薄めの顔立ちの花嫁さまの美しさも自然に引き出すことが可能です。
桜色は「梅」に比べると白味が強く、よりパステル感がある色味です。
どちらかというと膨張色よりの色味であるため、細身で色白な花嫁さまに好相性なお色といえます。
ナチュラルテイストやガーデンウェディングがお好きな花嫁さまに、特に人気を集めそうなカラーですね。
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明るめなトーンの二色に比べて、「菫(すみれ)」は寒色系の濃いめの風合いです。
メリハリの効いた色味でドレスとして身にまとうと、全体的に引き締まった印象を与えます。
ただし、腕やデコルテまで覆ってしまうと体型のラインが強調されすぎてしまうため、オフショルダーや大胆なカットが入っているドレスがオススメです。
もちろん、デザインが特徴的なため選びにくいと思いますので、試着を通してドレスコーディネーターと相談しながら選びましょう。
きっとお気に入りの一着に出会えますよ。
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「梅」「菫(すみれ)」「桜」の三色の令和カラーですが、ドレス選びだけではなく、ネイルやメイクなどにワンポイントの差し色に使うのもオシャレです。
ただし、全体のコーディネートとのバランスには小物やヘアスタイル含めて注意が必要です。
ウェディングネイルやブライダルメイクに令和カラーを取り入れる際のポイントと注意点を確認していきましょう。
コーディネートのポイントに、令和カラーを取り入れるのは良いアイデアですね。
プライベートなネイルであれば、カラフルで目立つネイルも良いですが、あくまでもブライダルネイルであることを忘れずに。
以下の3ポイントを必ずチェックしつつ、ドレスと相性の良いネイルデザインを取り入れましょう。
1.ネイリストと打ち合わせ
ただネイリストとドレスコーディネーターの打ち合わせの連携はとても大切です。
ブライダルネイルであることや、ウェディングドレスのデザイン、カラードレスのカラーやデザインを伝えましょう。
ネイリスト任せにせず、ご自身でもしっかりとカラー選びやデザイン選びに参加しましょう。
2.あくまでもブライダルネイルは脇役
令和カラーの一つである菫(すみれ)色は、ダークパープル系統に分類される濃いお色です。
ブライダルネイルとしては、少し目立ちすぎてしまうでしょう。
淡いトーンのすみれ色をデザインのポイントにする程度が安心です。
・爪の長さに注意
爪の長さ、チップの長さには気をつけましょう。
あまりに長さがあると、ベールに引っかかったり、グローブをする際に大変困ります。
また、お式の途中で折れてしまう危険性もあるので、実用性も考えた程よい長さにしておくことがポイントです。
ドレス姿を最高のものにするために、あらかじめメイクスタッフとブライダルメイクの打ち合わせをしておきましょう。
令和カラー【梅】【菫(すみれ)】【桜】をどの部分にメイクするか、当日はメイクの時間が限られているので、事前の入念な打ち合わせが必要です。
その上で下記の2ポイントも押さえておけば安心ですね。
1.メイクのリハーサルは必須
ブライダルメイクのリハーサルは必ず行いましょう。
当日になってブライダルメイクが「想像と違った!」という失敗談は少なくありません。
令和カラーをアクセントとして取り入れる際は、リハーサルで具体的に要望を伝えることが大切ですね。
2.こだわり過ぎないように
ウェディングドレスやカラードレスをお召しになった時に似合うメイクが「一番のブライダルメイク」です。
令和カラーにこだわりすぎて、お顔が浮いてしまったり、ちぐはぐな印象になるのは絶対に避けたいところですよね。
あくまでもさりげなく令和カラーを取り入れるように柔軟にコーディネートを考えていきましょう。
令和の慶祝カラーは「令和」となる元になった「万葉集」から、春の美しい花々にちなんで令和カラーとなりました。
「日本元来のつつましやかな奥ゆかしさ」を感じる令和の元号のように、「おだやかな日々が続くように」という思いが込められています。
なお、平成は昭和天皇の御崩御から始まったので、令和のように慶祝カラーなどはありませんでした。
「平成カラー」とされる平成で見られた流行色の移り変わりをみると、ネイビー、ブラック、ベージュなど、シックなカラーが人気色となっています。
令和カラーは平成カラーと大きく変わり、流行色や人気色もパステルカラーの明るいトーンが積極的に取り入れられるかもしれませんね。
このドレスの詳細はこちら★
最旬のトレンドである令和ですが、トレンドをウェディングコーデに取り入れるには注意が必要です。
この記事でご紹介したコーディネートのポイントを押さえて、挙式当日に最高の花嫁姿になりましょう。
令和カラーのドレス選びに迷ったときはDressesのお問合せボタンからお気軽にご連絡ください。
専門のドレスコーディネーターがドレス選びをお手伝いいたします。
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