2021.03.18
近年は早婚と晩婚の二極化が進んでおり、30代後半、40代で結婚をする人も少なくありません。
友人や同僚などの結婚式への参列経験や、価値観の変化などで、結婚式に対して求めるものが20代とは異なるのが、30代後半、40代の大人婚。
この記事では、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019」のデータから、20代と顕著に差が出ている項目に目を向けて、大人婚の傾向を分析していきます。
30代以降の人は、およそ3人に1人がホテルを選んでいます。反対に、一般式場やゲストハウスを選ぶ人は20代と比べて少ない傾向です。
また、35歳以上に限って見ると、20代と比較してレストランを選ぶ人がかなり増えています。
30代以上は、「きちんと落ち着いた雰囲気で行いたい人=ホテル」、「カジュアルに肩ひじ張らず行いたい人=レストラン」と、会場選びが二極化しているようです。
招待客の平均人数と、招待客の属性を見てみましょう。
35歳以上に限ると、招待客の平均人数は20代と比較して約20名も少ないというデータが出ています。
学生時代の恩師や友人、勤務先の上司や同僚を招待している割合も少ない傾向です。
一方、「その他」に属する、社会人になってからの友人など、現在進行形で付き合いのある人たちを呼ぶ傾向にあるようです。招待客を義理で選抜せず、親しさの度合いで選んでいると言えるでしょう。
こちらは、料理のメニューを選ぶ際、どんなことを重視したかについての質問結果です。
30代以降になると、料理を価格で選ぶ割合が、20代と比べてグッと減ります。一方で素材や季節感を重視した人の割合は増えており、質の良い料理をゲストに提供したいという気持ちが現れています。
結婚式をする新郎新婦本人も、招待客も年齢を重ねた大人が多いため、下手なものは出せないという想いがあるようです。
演出で叶えたいこと、また実際に行った演出について見てみましょう。
30代以降は、自分たちが主役になることよりも、招待客同士がコミュニケーションをとれたり、家族やふたりのことを知って身近に感じてもらえるような、アットホーム感のある演出を選ぶ傾向にあります。
35歳以上になると、新郎新婦の席をひな壇にせず、招待客の席の中につくる人の割合が増えます。招待客と近くで触れ合って、感謝の気持ちを直接伝えたいと考える人が多くなるようです。
次に、衣裳についてです。
35歳以上だけを見ると、着用した衣裳が「1着」という割合が、5人に1人以上(20代は10人に1人)です。
しかし、衣裳総額の平均は、24歳以下が42.8万円、25~29歳 が47.2万円、30~34歳が46.3万円、35歳以上が 41.0万円と、1着した着ていない人が多いにもかかわらず、数万円しか変わりません。
衣裳の着数を減らして節約しようということではなく、ディテールや素材、ブランドなどにこだわって、質の良い衣裳を選ぶ人が多い傾向です。
また、お色直しにカラードレスや和装ではなく、ウエディングドレスを選ぶ人が、35歳以上は10人に1人と20代と比べてかなり増えています。
衣裳にも落ち着いた雰囲気を求める人が多いと言えるでしょう。
>>>Dressesに掲載のウェディングドレス一覧はこちらから
このように、30代、40代の大人婚は、結婚式に対するこだわりやお金のつかいどころが、20代とは異なるのです。
これから結婚式を考えている30代、40代の皆さん、このデータを参考に、年齢に合ったステキな結婚式を計画してくださいね。
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