2020.12.18
新型コロナウイルスの影響もあり、結婚式のスタイルや流れは工夫が求められています。
今回のコラムでは、コロナ禍で結婚式を行う場合の工夫ポイントを実例と合わせてお伝えします。
一年以内に結婚式予定で、どのような流れ・スタイルで行うか悩んでいる花嫁さまはぜひ参考にしてください。
コロナ禍で結婚式を行う場合、できるだけ「三密」を避けることが重要視されています。
密閉や密集については、特に式場探しの段階から意識されており、窓が大きな開放感ある会場や、数百人規模のゲストが入る広い会場が選ばれるようになっています。
とりわけ、一軒家をまるごと貸切にでき、使い方も自由なゲストハウスや、広い披露宴会場を備えるホテルが好まれるように。
これから結婚式場探しをする花嫁さまは三密を意識しつつ、式場選びを進めていきましょう。
コロナ禍の結婚式の中で工夫できるポイントとしては下記の通り。
いずれも2020年の結婚式で行われた実例ばかり。真似できるポイントはぜひ取り入れてみてください。
大人数でのパーティが不安と感じる場合、招待人数を減らして、家族だけでの結婚式&会食パーティへ変更するのもひとつの手段。
家族や親族だけであれば、大人数での結婚式と比べ、そこまで密集を気にせずに結婚式が実現できます。
また、家族だけでの結婚式なら…と、白無垢や和装姿で神社での結婚式を執り行うカップルが増えているのもコロナ禍の結婚式の特徴。
結婚式を何らかの事情で延期できない場合、ゲストの人数を絞って少人数スタイルでできないか検討してみましょう。
せっかくの結婚式だし、多くの友人に祝福されたい…そのような花嫁さまは、あえて広めに披露宴会場を借りたり、座席間のスペースを確保するのもおすすめ。
例えばホテルなどでは、80人規模の結婚式を、200人用の会場で実施するなど、通常よりも会場を広く使って対策していることも。
会場が広い分、テーブルの数も増やすことができ、8人掛けのテーブルを4人で使ってもらうことも可能です。
専門式場やゲストハウスでは、数百人規模の披露宴を実施できる会場は少ないので、まずはホテルを中心に探すといいでしょう。
ゲストが密集するような演出を変更したり、中止にするカップルも多くいます。
代表的なものがケーキカット。ゲストがふたりの写真撮影をするために集まらないようアナウンスしたり、そもそもケーキカットを省略する場合も。
他にはビュッフェスタイルで食事やデザートを提供するのも避けられる傾向にあります。
演出を行う場合は、ゲストが動き回ったり、一ヶ所に集まらないように配慮しつつ何をするか決めるといいでしょう。
多くの人数が集まる披露宴パーティを二部制に分けて実施する新郎新婦や結婚式場も増えています。
1部では家族や親族を中心に行い、2部は友人を中心に招待して行うことで、狭い空間で密集するのを避けることができます。
結婚式場に複数の披露宴会場がある場合は、会場を2つに分けて同時に開催し、新郎新婦が会場を行き来するパターンでも実施されているよう。
いずれの方法も密集を避けつつ、多くのゲストにふたりの結婚をお披露目できるのでおすすめです。
ゲストによっては、大勢の人がいる結婚式に参加するのが不安な人も。
そのようなゲストに対して、オンラインでの参加も可能にする花嫁さまも多くいます。
結婚式の様子を生中継し、中継が配信されるURLを事前に送ることで、家にいながら結婚式に参加することが可能です。
新型コロナウイルス以外に、妊娠中や高齢のために遠方には行けないゲストにとっても嬉しい配慮なので、オンライン配信ができるか式場に聞いてみましょう。
新型コロナウイルスの影響で、これまでのような結婚式がしづらくなってきました。
しかし、中には三密を避ける工夫をした上で、結婚式を実施するカップルも数多くいます。
結婚式を延期にできなかったり、すぐに挙げる必要がある場合は、今回挙げた工夫ポイントを参考に結婚式準備を進めてみましょう。
また、Dressesでは式場探しはもちろん、結婚式の進め方・ドレスの選び方に関するお問い合わせを受け付けています。
ドレス衣装のレンタルや相談に関しても下記よりお気軽にお問い合わせください。
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