2022.11.26
10月に開催されたNY Bridal Fashion Week (ニューヨークブライダルファッションウィーク)2023AW collection。
Dressesでもご紹介している人気海外ドレスブランドが、最新のコレクションを発表しました。
そこで、実際にNYに足を運んだドレスショップのバイヤーに、現地の最新情報をインタビューいたしました!
インポートドレスってどうやってバイイングしているの?
2023年のウェディングドレスのトレンドとは?
など、みなさまの気になる内容をお届けいたします。
▼バイヤーへのインタビュー内容はこちらから
ドレスショーはまだ復活しないものの、ブランド側のプレゼンテーションが少しずつ増えてきており、
ブランドの出展数、そして世界中から訪れるバイヤーの数を見てもコロナ前に完全に戻った印象でした。
過去、あまり多くなかったカクテルパーティーや食事会を開催するブランドが多く、久々の再会を祝い、コミュニケーションを図ろうとしているムードを感じました。
NYの街の雰囲気もすっかりコロナ前の雰囲気と変わらない印象でした。
バイヤーは各ブランドとのアポイントのために、ニューヨーク各地を飛び回ります。
このアポイントで、デザイナーと直接お話できる場合もあるので、バイヤーにとってはかなり貴重な機会となります。
モデルの間近に寄り、ドレスのデザインを細部まで真剣にチェックするようにしています。
ブランドのデザイナーとのコミュニケーションも、アポイントメントの醍醐味。
ウェディングドレスをただ見るだけでは分からない、ドレス1着1着に込められた想いやこだわりが、著名デザイナーから語られます。
セレクトしたウェディングドレスを、日本人の体格にフィットさせるためのサイズ調整案を、細かく記録していきます。
日本製のウェディングドレスは、スピンドルなどのアジャスターで、着用してから花嫁さまのボディラインにフィットさせることが多いです。
しかし、海外のウェディングドレスでは、そうしたアジャスターが一般的ではありません。
アジャスターがないウェディングドレスを日本の女性が美しく着られるように「袖を0.5cmアップしよう」などと、ミリ単位の細かい工夫が、プロの目で行われているのです。
日本の花嫁さまが素敵にインポートドレスを着こなせるように、というバイヤーたちの想いが込められています。
パフスリーブや、ロングスリーブ、ワンショルダーなど、様々なデザインが見受けられました。
ドレスだけでなく、グローブやアクセサリーにもパールがあしらわれており、
心くすぐられるフェミニンなものばかりでした。
ドレスに合わせたオリジナルベールを発表しているブランドが多数ありました。
ウエディングベールは古代ギリシャ・ローマ時代から始まった風習で、
「顔を隠すことで花嫁を悪魔から守る」という魔除けの意味があると言われています。
フラワーモチーフの刺繍や、細かいスパンコールを幾重にも重ねたデザインなど、
職人の丁寧な技術とこだわりが感じられました。
ここ数年、日本の花嫁様からも人気のデザイン。
今年も大小さまざまな形のリボンがあしらわれたドレスを目にしました。
いかがでしたでしょうか?
どのドレスも細かいディテールまで美しく、思わずため息がでてしまいます。
ウェディングドレスのトレンドを牽引するNYブライダルファッションウィーク。
コラムでは最新のトレンド情報や、バイヤーへのインタビュー内容を発信してまいります。
Dressesではウェディングドレスのプロのドレスコーディネーターが、運命の1着を見つけるお手伝いをしております。
お悩みに応じたウェディングドレス選びも、下のボタンからお気軽にお問い合わせくださいませ。
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