2016.09.11
結婚式の準備の中では、ご親族様の衣装選びも大切なポイントになってきます。
披露宴の最中は、新郎新婦に代わって、両家の代表者様がゲストの方々の気遣いに回ることも少なくありません。
ゲストをお招きしている「両家の代表」となるわけですから、ただの礼服ではいけません。
格式高い正礼装をお召しいただきます。
今回はその中でも、親族代表の男性がお召しいただく「モーニングコート」をご紹介致します。
■モーニングコート
起源は1800年代初頭、ヨーロッパで着られていた「フロックコート」という丈の長いジャケットのスタイルです。
乗馬の際に、膝まであるジャケットが邪魔になるという事でジャケットの前部分をカッティングしたものが「モーニングコート」になりました。
今では「モーニング」という名の通り、男性の昼間の第一礼装として世界中で着られています。
モーニングコートの基本は、
・ブラックのジャケットとベスト
・グレーのストライプ柄のパンツ
・ストライプ柄のネクタイ
片手に白いグローブを持って、バージンロードを歩く姿が思い描かれますね。
正装の場合、基本的なスタイルは変わりません。
試着をして、サイズの合うモーニングコートを用意しましょう。
ご親族様の衣装は、会場のコーディネートと同様に結婚式のイメージを変える大切なアイテムです。
二人の結婚のお祝いに来てくださったゲストの方々への「おもてなし」を考えて、ご親族の皆様の衣装もしっかりと決めていきましょう。
お二人の大切な一日に向けて、皆様で一緒に準備を進めていくのも素敵な思い出になりますね。
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