2017.05.26
花嫁の衣装のイメージを聞かれたとき、ほとんどの人が迷わずウェディングドレスをイメージするでしょう。
しかし、和婚が人気を集めている最近、“和装も興味がある!”という方も多いのではないでしょうか。
今回は、白無垢、色打掛、引き振袖といった和装についてご紹介します。
白無垢は女性の永遠の憧れ
和装の定番スタイルともいえる白無垢と綿帽子。
起源は室町地時代ともいわれています。
結婚式で白い衣装を着るのには、頭の先からつま先まで清浄潔白であることや嫁ぎ先の家のルールに染まるといった意味があるのだとか。
真っ白な白無垢ですが、白とひとことでいってもさまざまな色味があります。アイボリーがかった色を選べばあたたかい雰囲気を演出できます。
刺繍によっても与えるイメージが変わるので、刺繍にもこだわってみてはいかがでしょうか。
自分らしさが表現できるモダンスタイル
真っ白な白無垢の後は、流水文様が目を引く、モダンな色打掛で一気にイメージチェンジしてみては。
四季の草花をあしらったとても上品な一着。
赤を基調とした色打掛を身にまとうのが伝統だといわれていますが、この習わしは色打掛のどこかに赤い色が入っていればOKという説も。
和装でも自分らしくいたい!という方におすすめなのがこちらの色打掛です。
大正ロマンを思わせるようなモダンな柄はゲストの注目を集めることでしょう。
華やかな色打掛は会場の雰囲気を一気に明るくしてくれそうです。
伝統を守る黒引き振袖
白無垢、色打掛ときて、最後に着るのが引き振袖です。
引き振袖は江戸時代から伝わる婚礼衣装で、おはしょりをせずに裾を引きずることからその名がつきました。
赤をはじめとし、鮮やかな色を使用している引き振袖が多いですが、今のトレンドは黒。
江戸時代の花嫁が来ていたといわれる黒振袖は、伝統を守るという意味合いだけでなく、大人の女性として落ち着いた雰囲気を演出できます。近年人気が高まっています。
華やかな柄で愛らしい印象に
引き振袖は色打掛に比べ、動きやすいというメリットがあります。そのため、最近では白無垢の後のお色直しで色打掛の代わりに、引き振袖を選ぶ花嫁が増えています。
色打掛の代わりに着るなら華やかな柄のものがおすすめ。淡いクリーム色にオレンジを基調とした花柄が実に美しいですね。
いかがでしたでしょうか。
ウェディングドレスもいいですが、和装もとても魅力的ですよね。和装に洋髪を合わせるなど、着こなしの仕方を楽しむこともできるので、ぜひ素敵な和装スタイルに挑戦してみてくださいね。
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