2021.08.10
ベールによってウェディングドレスの印象は大きく変わります。
ウェディングベールには様々な長さやデザインのものがありますが、相性の良いベールを選ぶことでドレス姿がグッと魅力的になるのです。
この記事では、ドレスに似合うウェディングベールの選び方を解説していきます。
<目次>
1.ドレス別 似合うベールの長さ・デザイン
・シルエットライン別 ベールの選び方
・Aラインのドレス×ベール
・プリンセスライン(=ドームライン)のドレス×ベール
・スレンダーラインのドレス×ベール
・エンパイアラインのドレス×ベール
・マーメイドラインのドレス×ベール
2.ベール+ティアラor生花は髪型次第?
・ティアラ×ベールのおすすめコーディネート
・ベール×生花のおすすめコーディネート
3.ウェディングドレスとベール 合わせるべきは色味!
4.長さ別!ベールの種類と注意点
・ショート丈ベール
・ミドル丈ベール
・ロング丈ベール
5.ベール選びのコツは「ドレスを基準にコーディネートすること」
ウェディングベールはドレスのシルエットに合わせて選ぶことがポイントです。
ベールには大きく分けて2種類、「フェイスアップベール」と「マリアベール」があります。
「フェイスアップベール」は、ベールダウンやベールアップをしたい花嫁さまに人気のあるベールです。
キリスト教式の結婚式では顔の前におろして入場し、途中で新郎がベールを挙げてキスをします。
「マリアベール」は、顔周りにレースが施されているものが多く、華やいだ印象を与えられます。
聖母マリアがこのデザインのベールをつけていたことからこの名前が付きました。
「フェイスアップベール」と「マリアベール」ともに長さがショート、ミドル、ロングとあり、デザインだけなくベールの丈の長さでも印象が変わります。
・Aライン
・プリンセスライン(=ドームライン)
・スレンダーライン
・エンパイアライン
・マーメイドライン
の順に、それぞれのシルエットラインに似合うウェディングベールをご紹介していきます。
Aラインのウェディングドレスには、二種類どちらのベールも似合います。
キュートな印象を与えたいならばフワっとしたフェイスアップベール、エレガントな印象にしたいときはマリアベールを選びましょう。
すべてのAラインドレスのコーディネート記事はこちら★
プリンセスラインのドレスには、ボリューム感のあるフェイスアップベールでキュートな印象を引き立てるのがおすすめです。
Aラインよりもさらにボリューム感のあるプリンセスラインならではの可愛さを増すことができます。
すべてのプリンセスラインのドレスのコーディネート記事はこちら★
シンプルなデザインのスレンダーラインも、どちらのベールとも相性がいいです。
ベールのふちに大きな刺繍が施されているマリアベールで、ベールのデザイン性の高さを活かすのも良いですし、フェイスアップベールを合わせてさらりとコーディネートするのもおすすめです。
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エレガントでクラシカルなスタイルからかわいらしいスタイルまで、着こなしでがらりと印象が変わるのがエンパイアラインの特徴です。
ベールも二種類ともに相性が良いため、ご自身がなりたいイメージを決めてからベールを選ぶのがコツです。
神秘的な雰囲気にしたい方はマリアベール、軽やかなイメージにしたい方はショート丈のフェイスアップベールを選びましょう。
なお、ガーデンやレストランが会場の場合はフェイスアップベールが動きやすくおすすめです。
すべてのエンパイアラインのドレスのコーディネート記事はこちら★
上半身のラインがタイトなデザインのマーメイドラインには、マリアベールやギャザーが入っていないロングベールがおすすめです。
さらっとおとなっぽくコーディネートしましょう!
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ベールの装飾品にティアラを付けるか、花をつけるか迷いますよね。
実はどちらを選ぶかは髪型次第といえます。
アップスタイルはティアラや花といった装飾品を選ばない場合が一般的です。
ダウンスタイルでティアラを付けたい場合は、顔周りがすっきりと見える髪型にしましょう。
ティアラにベールという王道のスタイルは最もプリンセス感や特別感が出るコーディネートです。
ホテルウェディングや荘厳なチャペルに映えます。
花とベールのコーディネートは透明感が引き立ち、可憐な花嫁さまを演出できます。
ガーデンウェディングなどナチュラルウェディングをイメージされている花嫁さまにおすすめです。
ホワイトのドレスの場合はホワイトまたはソフトホワイトのベール
オフホワイトのドレスにはオフホワイトのベール
といったように色は統一感をもって選ぶことが大切です。
オフホワイトのドレスにホワイトのベールを合わせてしまうと、ベールが白く浮き上がって見えるので違和感を与えてしまいます。
アイボリーのドレスには、アイボリーまたはソフトアイボリーのベールが基本です。
アイボリーのドレスの場合には、オフホワイトを合わせることで明るく華やかな印象を与えることもできます。
全体的にすっきりとスタイル良く見せることが出来ます。
可愛らしい印象にしたい方にもおすすめです。
ショート丈のベールに比べるとエレガントな印象を与えます。
動きやすいほうが良いけれど、カジュアルすぎるイメージにしたくない場合におすすめです。
フォーマルな美しさを演出できるのがロングベールの特徴です。
ヴァージンロードを歩く際に広がるベールは美しいものですが、ロングベールの長さには注意しましょう。
ロングベールはドレスの裾より30cm以上長いほうが、バランスがよく美しく見えます。
ドレスの素材とベールの生地を比べると圧倒的にベールの方が軽く、歩くときにどうしてもドレスの裾よりも先にベールの裾が前に進もうとします。
しかし30cm以上ドレスよりもベールが長ければ、歩いている最中もドレスの裾よりベールが短くなる心配が少なくなるのです。
ウェディングドレスの持っている特長をより強くしたいか、控えめにしたいかということがベールを選ぶコツです。
ドレスに合わせてベールを試着していく中で、自分の持つ理想の花嫁像に近づけるベールを選びましょう。
Dressesでは掲載ドレスのご試着のご予約も承っております。
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