2018.02.08
トレーンはドレスの引きすそで、スカートを長く見せる特徴を持っています。
中世時代からトレーンのあるドレスが存在し、トレーンが長いほど高身分であることを示していました。
そして現代でも様々な長さのトレーンがあるので、今回のコラムではトレーンの種類と魅力について紹介したいと思います。
エンパイアラインのWatteauトレーンを紹介させていただきます。
肩の位置から始まり、足元まで届くトレーンです。
こちらはYOLAN CRISのエンパイアドレスと、生地が優しく揺れるWatteauトレーンです。
Brushトレーンは一番短いトレーンです。
長さは1.5メートル以下です。
クラシックで動きやすいトレーンですので、シンプルでフリルがあまりないドレスによく使われています。
CELESTINA AGOSTINO(セレスティーナアゴスティーノ)のコーディネートスタイルに、少しだけ床を触れるBrushトレーン。
大人っぽいのスレンダーラインのドレスにもBrushトレーンで可愛さを加えます。
トレーンの種類の中では一番人気で、3メートルぐらいの長さのトレーンです。中と外の結婚式にも着る事が出来ます。
キャサリン妃は結婚した際、Tribunalトレーンという王家の習慣と異なるものを着用し、“一般の花嫁”を強調していました。
こちらは透明感があるお花の刺繍のTribunalトレーンです。
名前通り、チャペルでの結婚式にピッタリ合うトレーンです。
3~5メートルぐらいの長さで、ブライズメイドとアッシャーが持つ為に必要となります。
プリンセスのようなスタイルに憧れるなら、Chapelトレーンがいいです。
しかし他のトレーンよりも動きにくいので、パーティーのときに、着替えの準備をしましょう。
裾の部分がレースのChapelトレーン。
Cathedralの意味は大聖堂ですので、Cathedralトレーンと言うのは大聖堂のためのスーパーロングトレーンです。
7~8メートルの長さになります。
貴族の結婚式に使われていて、ラグジュアリーのイメージがあります。
着るのは珍しいですが、とてもシックで形式の結婚式の場合は着てみてもいいですよね。
ちなみにこちらはCathedralタイプのプリンセスダイアナの7.62メートルのトレーンです。貴族の歴史の中で一番長かったトレーンだそうです。
繊細レースで飾れたCathedralトレーンにうっとり。。。
ベールとアクセサリーの長さを考えながら、お好みのトレーンの長さを選びましょう♡
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