2018.02.24
ウェディングドレスを探す際、色やラインも大切ですが、生地の素材感でドレスのイメージは大きく変わってきます。
また上質な生地のドレスを選ばれると、それだけで華やかさや豪華さがアップします。
今回のコラムではウェディングドレスによく使われている生地をご紹介したいと思います。
時代に左右されず、いつの時代も人気があるのはレースを使ったウェディングドレス。
繊細でロマンチックな印象をもたらします。
全身がレースのドレスもありますが、スリーブ、ビスチェ、スカートなどだけにレースが施されたドレスも多く見られます。
こちらはレースがふんだん使われている洗練されたMarchesa(マルケーザ)のスレンダードレスです。
美しいレースとラッフルで、クチュール感漂う1着です。
レースにも様々な種類があり印象が変わります。
ウェディングスタイルで人気のあるレースを2つご紹介いたします。
フランスのChantillyという街に生まれたシャンテリーレースは、とても繊細なレースです。
多くのシャンティレースのモチーフはお花で、ベールやトレーンに多く使われています。
こちらはシャンテリーレースとスパンコールのトレーンで、忘れられないバックスタイルになります。
イリュージョンドレスで、大人の気品あふれる花嫁さまに。
レースの中で一番の高級品とされるリバーレースはオートクチュールメゾンによく使われていて、フランスの遺産としても知られています。
リバーレースを織る機械はいまは製造されておらず現存の機械でのみの生産となるため、たいへん希少価値の高いものです。
こちらはリバーレースを使っているパリのオートクチュールブランドAna Quasoar(アナカゾア) の一着です。
カラードレスにも優雅に縫い取ったリバーレースで、ワンランク上の花嫁さまに。
ドレスの生地の中でも最高級と言われるミカドシルク。
非常に格式高い生地であり、
ミカドシルクサテンで作られたマーメイドラインのウェディングドレス。
目を奪われる構築的なデザインが、さらに高級感を引き立てます。
まるで羽のような立体的なデザイン。
シンプルながらも存在感を放つのは、ミカドシルクの素材感ならでは。
プリンセスドレスによく使われているチュールは軽やかな印象があり、バレリーナを思い出させる生地です。
ウェディングベールやスカートによく使われています。
こちらは3種類のチュールを組み合わせ、羽のようなデザインに。
フワフワでボリューム感溢れるドレスは花嫁さまの憧れです♡
何色ものチュールが織りなすグラデーションカラーが印象的なカラードレス。
光沢感が強くハリのあるサテンは、豪華で華やかな印象になります。
こちらはビジューをたっぷり使った身頃と、美しい光沢となめらかな質感のダッチェスサテンのドレスです。
珍しいサテンとチュールのエンパイアドレス。
高い切り替え位置によって身体のラインが美しく見えるデザインが特徴です。
軽やかな印象のオーガンジーはボリュームを加えたいけれども、スタイルを重くしたくない方におすすめの生地です。
こちらは透明感があり、動くたびに優しく揺れ動くのが魅力的なシルクオーガンジーのスカートです。
ベースの生地を淡いグリーンのオーガンジーで覆ったカラードレス。
オーガンジーを重ねることで、花柄がより上品さを増します。
タフタは独特の硬い光沢があり、重厚感を出すことができます。
サテンに比べると、ツルッとした光沢感がないのも特徴です。
ブラックの中に胸元のシルバー刺繍がエレガントな花嫁様を演出する、大人のブラックタフタドレスです。
タフタの素材感でブラックに深みが出て、とても上品です。
腰元のバックリボンで、大人っぽさの中にも可愛らしさを感じられるドレス。
腰元からのふんわりとしたシルエットとタフタの上質な素材感で、華やかな花嫁さまを演出できます。
ウェディングドレスの生地の基本を紹介いたしましたが、いかがでしたか?
なりたいイメージを考えながら、それに合わせたお好みの生地のドレスが見つかるといいですね。
掲載ドレスのお問合せはDressesまで。
お気軽にお問合せお待ちしております。
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