2018.04.19
海外では長年愛されているクラッチブーケ。
クラッチには「掴む」という意味があり、草花を掴んできゅっと結んだだけのようなブーケのことを言います。
欧米ではガーデンウェディングやハウスウェディングが主流で、リラックスした雰囲気の中で家族や友人たちとお祝いをする為、ブーケも型にはまらない、ナチュラルなものが流行したそうです。
そんなオシャレなクラッチブーケはここ数年、日本でも流行しています。
ブーケの印象はグリーンの割合によって大きく変わってきます。
こちらはグリーンは使わず芍薬のみが贅沢に使われているとても華やかなブーケです。
お花だけのブーケは、レースを使ったドレスと合わせるとよりフェミニンな雰囲気になります。
みずみずしいローズのブーケはチュールのオフショルダーがあしらわれたマーメイドドレスを可憐に演出します。
ボリュームたっぷりのガーリーなドレスには小ぶりのブーケで控えめな花嫁さまに。
ここからはグリーンが多いスタイリッシュなブーケになります。
総レースのスレンダーラインドレスに合わせたこちらのブーケは、クールで洗練された雰囲気に。
存在感のある大きな葉と白い花の凛とした雰囲気はモダンな大人花嫁さまにぴったりです。
コーディネートするドレスによっても表情が変わりますので、ライン別にご紹介致します。
スレンダーでシンプルなドレスにグリーンを多めに入れた細めのクラッチブーケをアレンジ。
自然体を大切にしながらも可憐で、妖精のような可愛らしいコーディネートです。
インフォーマルなパーティウェディングにも合いそうですね。
淡く優しい色合いの花をラウンド型に集めたブーケを、繊細なレースが美しいクラシックな印象のAラインドレスに合わせています。
ドレスもブーケも、どちらの魅力も引き立てあう王道の組み合わせです。
新郎さまの胸にペアで飾るのも憧れますね。
大人っぽい印象のマーメードラインのドレスに合わせたのは、小さめのブーケ。
あえて少女っぽい雰囲気のブーケがキュートさを加えて、大人っぽくなり過ぎないコーディネートになりました。
華やかで愛らしいプリンセスラインドレスに、グリーンとホワイトだけのシンプルでボリュームのあるクラッチブーケを合わせました。
フリルのないドレスに大きめのブーケが映え、エレガントだけど甘くなり過ぎない、大人な組み合わせです。
最後に、ドレスのテイストとブーケについてのお話を。
ラッフルが印象的なダイナミックなドレスには、大きな花びらのブーケがよく似合います。
シルエットの美しさをより引き立たせるために、大きめで動きのあるブーケをコーディネートすると素敵です。
刺繍やレースのないドレスは繊細さに欠けるかも…という心配がありますが、差し色のスモーキーピンクが可憐さをプラスしていて女性らしい雰囲気です。
ドレスの印象もブーケによって異なると言っても過言ではないくらい花嫁さまにとって大事なアイテムです。
なりたい花嫁さまのスタイルに合わせて、お気に入りのブーケを合わせてみてくださいね。
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