2018.05.09
最近の和装ブームで昔ながらの神社での結婚式をご希望される花嫁さまが多くなってきています。
和装は日本の伝統的な結婚式の衣装でありながら、白無垢、色打掛、引振袖の違いをきちんと理解できていないこともあります。
そこで今回は初心者でも分かる和装の違いについてご紹介します。
白無垢は和装の中でも最も格式の高い正礼装です。
白には清らかな気持ちで挙式の日を迎え、嫁ぎ先の色に染まるという意味があります。
最近では小物に色が入ったものや綿帽子に刺繍が入ったものなど様々な種類の物があります。
白無垢 00-70012/Authentique
色打掛は白無垢と同等の格式高い正礼装になります。
花嫁さまの旅立ちや両家の繁栄を願い、豪華絢爛な色使い、鶴や亀、鳳凰や扇、縁起の良い模様があしらわれているのが色打掛の特徴です。
最近、パステルカラーといった明るい可愛らしい色も人気があります。
デザインやカラーが豊富にあるので選び方によって花嫁さまの個性を出すことが出来ます。
振袖は昔から婚礼衣装として人気があり、特に引き振袖は大振袖、本振袖、お引きずりとも呼ばれています。
色打掛との違いは帯が背中に帯が作られることと、振袖の方が軽いので動きやすいことが最大の特徴です。
種類が豊富な引き振袖の中でも黒引き振袖は人気があり特別です。
黒はこれから先あなた以外の色には染まりませんという花嫁さまの強い決意が込められています。
また金銀糸の刺繍が黒によく映えるので写真映えが良い点もおすすめです。
婚礼での帽子は魔除けの意味があり、白無垢の場合は綿帽子、それ以外は角隠しを必ずつける事が決まりとなっています。
綿帽子は白無垢での挙式のときにしか合わせることのできないものになります。
シルエットが丸く可愛らしいので柔らかい雰囲気になります。
最近では洋髪でのスタイルが流行っていますが、神前式は角隠しをつけるのが伝統的な決まりです。
和装での結婚式はドレスでの結婚式に比べると固いイメージがありましたが、最近では自分らしい結婚式を挙げたいという花嫁さまに合わせてコーディネートの幅が広がっています。
日本に生まれたからこそ一度トライしてみてはいかがでしょうか?
ウエディングドレスとはまた違った魅力がありますよ。
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