2018.07.09
ウェディングドレスで用いられている生地や素材についてご存じですか?
人と同じように、生地や素材にも個性があります。
シルエットやデザインは気に入っているのになぜかしっくりこない、着てみたらイメージよりよかった、というのはもしかしたら生地や素材が関係しているかもしれません。
それぞれの種類や特徴を知っておくとドレス選びが一層楽しくなり、自分に似合う運命の一着を選ぶ近道になります。
今回はドレスの生地や素材についてご紹介致します。
数ある素材の中からまず最初に、シルクをご紹介致します。
シルクは高級素材として有名です。
値段も高く、取り扱いにも注意が必要ですが、肌触りの良さや高級感のある光沢はウェディングドレスだからこそ着用したい素材でもあります。
その中でも更に一際光沢があるのが「ミカドシルク」であり、最高級のシルク(絹)のみを使用したウェディングドレスの生地です。
こちらはシルクを贅沢に駆使することでも有名なANTONIO RIVA(アントニオリーヴァ)のミカドシルクドレスです。
装飾がなくシンプルなデザインでも、素材だけで華やかさと特別感、重厚感を放ちます。
また、アントニオのドレスは、得意とする構築的なデザインで、より一層洗練された品のある花嫁さまを演出してくれます。
こちらもシルクを使ったアントニオの心奪われる一着。
シルクガザルという独特のハリがあり、光沢はもちろんですが女性らしさを引き立てるシルエットを叶えるドレスに仕立てられています。
一度お召し頂くと花嫁さまたちが虜になってしまうのは、デザインだけでなくこの美しいシルクの魅力が強いと思います。
タフタは、ハリ感と独特の光沢感がある生地です。
シワ感があって少し硬い印象もあります。
もともとはシルクで織られていましたが、現在は化繊のものが多いです。
着心地がとても軽く動きやすく、甘さを抑えられた印象もあるので大人っぽく可愛らしすぎない雰囲気がお好みの花嫁さまにおすすめです。
胸元やウエストのフィット感に空気を含んだようなスカートのボリュームは、タフタならではのスタイリッシュなシルエットになります。
こちらのような女性らしさをグッとをプラスしてくれるブラックもチャレンジしてみたくなりますね。
フェミニンで甘さのある雰囲気がお好みの花嫁さまにはチュール素材がおすすめです。
軽やかで透明感があり、柔らかい雰囲気が出せます。
また、二重三重に重ねても透けている素材なので、重苦しくならずにボリューム感を出すことができるのも魅力の一つです。
こちらはFiore Bianca(フィオーレビアンカ)で取扱のあるENZOANI(エンゾアニ)の 大胆な背中の開きが印象的なドレスです。
露出が多くても、チュールならセクシーさも抑えられますので抵抗なくお召いただけます。
同じ素材のバックリボンがロマンティックで可憐に演出してくれる一着です。
こちらは3種類のチュール重ね合わせたふわふわ感がインパクト抜群のドレスです。
トップのデザインはコンパクトなデザインなので、スカートのボリュームのコントラストがスタイルよく見せてくれるという嬉しい効果もあります。
こちらのようにダウンスタイルでしたら大人っぽく、アップスタイルでしたら可愛らしくも、イメージを自在に変えることのできるドレスです。
レースもまたウェディングドレスで欠かすことの出来ない生地の一つです。
クラシカルで優雅な雰囲気になるので、レースに憧れがある花嫁さまも多いと思います。
先程ご紹介したチュールとも相性がよく、組み合わせると可憐さと豪華さが演出できます。
レースの模様によって、かわいいものから大人っぽいものまで雰囲気が異なります。例えばこちらの大柄のフラワーモチーフのレースでしたら大人っぽく、花嫁さまをセンシュアルに魅せてくれます。
イヤリングのみのノーネックレスコーデでデコルテを美しくみせるとより一層上品な雰囲気になります。
対象的にこちらは繊細なレースをあしらった総レースのドレスです。
ロングスリーブとハイネックスタイルがクラシカルな一着です。
ガーデンウェディングにも、荘厳なチャペルにも映えるウェディングドレスです。
レースのデザインでも雰囲気が全然違います。
自分好みのレースを探してみるもの楽しいですね。
いかがでしたか?
ドレスの生地を知ると、より一層自分が好きなテイストがわかってくるのでドレスが選びやすくなります。
ドレスショップに行かれた際には、意識して選んでみてくださいね。
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