2018.06.05
先日行われたハリー王子とメーガン妃の結婚式では、メーガン妃のドレスや美しいティアラが話題となりました。
メーガン妃のロイヤルウェディングで身に付けたティアラは、メアリー王妃のフィリグリーティアラというものだそうです。
最近は様々なヘッドアクセサリーがありますが、やはり王道のティアラは特別感があり一生に一度は着けてみたいですね。
今回はティアラの歴史や込められた想いをご紹介していきたいと思います。
ウェディングドレスのヘッドアクセサリーでは不動の人気を誇る「ティアラ」ですが、その歴史をご存じですか?
遠い昔、人々は「星空に神様がいる」と信じており、星空を神聖視していました。
このため、重大な決断を行う際は星空の下に集まって誓いを立てていたのです。
やがて年月が経つにつれて誓いを立てる場所は屋外では無く、屋内での儀式へと変貌を遂げ、その過程でシャンデリアとティアラが作られました。
具体的には、シャンデリアを星空に見立て、ティアラを神々からの祝福と繁栄を授かる儀式の道具として用いるようになったのです。
王族が戴冠式でティアラを頭上に頂くのは、「神々からの贈り物」の象徴だったからです。
また、星空の下は愛を誓う場所でもあったため、結婚式でもティアラが用いられるようになりました。
ティアラに宝石が施されているのは、星空の輝きをイメージしていると考えられています。
結婚式で用いられるウェディングティアラには、大きく分けて4種類のティアラがあります。
「ハート」「フラワー」「リボン」「リーフ」です。
ハートモチーフは正面から見てハートのデザインが施されているティアラです。
ハートは「心」の象徴であり、愛や命を連想させます。
永遠の愛を誓う結婚式にはぴったりのモチーフであり、他のモチーフに比べると可愛らしい印象を与えます。
フラワーモチーフは何かしらの花のデザインをあしらったティアラです。
今も昔も花冠があるように、花をヘッドアクセサリーにするのはごく自然なことでした。
どんな花をあしらうかによって意味合いは変わってきますが、フラワーモチーフのティアラは「いつまでも初々しく枯れない花」という考え方があり、人気があります。
リボンモチーフは、ティアラのどこかにリボンをかたどったデザインが入っているティアラです。
リボンは「結ぶもの」であることから、縁や絆を象徴しています。
http://www.25ans.jp/wedding/jewelry/0114tiara/0114tiara6/
このため、「夫婦」「家族」「子ども」と言った身内の繋がりを強調し、授かり婚にもおすすめのデザインです。
やや高さのあるデザインが多く、ゴージャス感を演出できます。
リーフモチーフは植物の葉っぱをかたどったデザインのティアラです。
「芽が出る」「成長」という意味があり、新郎新婦の新たな門出にぴったりのティアラです。
洗練されたデザインも魅力で、さり気なく輝きを印象づけたい方におすすめです。
どうしてもドレスのデザイン選びに夢中になってしまいますが、ティアラのロマンチックな歴史と種類、込められた想いを知ることでティアラを選ぶのも楽しくなりますよ。
可愛らしさを演出したい方はハートやリボン、可憐さを演出したい方はフラワーやリーフモチーフのティアラがおすすめです。
http://www.25ans.jp/wedding/jewelry/0114tiara/0114tiara7/
また、カジュアルなカラードレスにティアラをあわせたコーディネートも、可愛らしさと華やかさがプラスされおすすめです。
いかがでしたか?
ティアラには様々な歴史や込められている想いがあります。
意味を知るとより一層、一生に一度の結婚式に着けたくなりますね。
自分らしいティアラを見つけてみてはいかがでしょうか?
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