2018.07.01
結婚式と言えばウェディングドレスですが、これだけでは結婚式はできません。
ウェディンググローブも忘れてはいけない大切なものです。
腕をカバーするウェディンググローブは、一見シンプルに見えますが、色や種類がいくつかあります。
その選び方のポイントをご紹介していきます。
まずは結婚式で花嫁が着用するグローブの意味について知っておきましょう。
一つ目は、フォーマルな場において「なるべく露出を避ける」といった意味合いです。
二つ目は、結婚前の花嫁は無垢でけがれのない存在であると考えられていることから、「無垢を表す」という意味があります。
また、挙式で行われる指輪交換の際に花嫁さまがグローブを外す行為には「今からあなたのものになります」といった花嫁さまの誓いの意味が込められています。
グローブにはロング丈、ミディアム丈、ショート丈の3タイプがあります。
それぞれの丈を選ぶポイントを見て行きましょう。
50~70センチのもので、肘上から二の腕あたりまで隠れる長さです。
フォーマルな場面では最も好まれるタイプで、教会での結婚式など、格式高い場所ではこちらを選ぶのが基本です。
二の腕を隠してくれるので、腕を細く見せる効果もありますし、二の腕に自信がない人でも安心です。
特に、服装に厳しい場所では、肌の露出を抑えた方が無難ですから、ウェディングドレスも肩を出さないもの、グローブはロング丈と心得ておくと良いですね。
ミディアム丈のグローブは、40~45センチの肘下くらいのものを指します。
着用すると肘下くらいの長さで、素材や装飾のありなしで、上品に仕上げることも、カジュアルさを出したいときにおすすめです。
フォーマルにもカジュアルにも対応できる長さなので、ホテルやレストランなど、場所を選ばずに使えるのがメリットです。
18~20センチで、手首くらいの長さです。
ビスチェやオフショルダーのドレスに合わせると軽やかな雰囲気になり、ガーデンウェディングなど、カジュアルな場面に向いています。
装飾が施されているものが多いので、ドレスに合わせると華やかな印象になりますよ。
グローブ選びには生地も大切です。
ドレス同様、なりたいイメージを思い浮かべて選ぶのもポイントです。
シルクをはじめとした光沢のある生地です。
ドレスの素材にもよく使われ、滑らかな手触りと光沢で、華やかさと気品を演出します。
格式の高い結婚式や、フォーマルな場面でよく使われます。
透け感のある生地で、しなやかさとほのかな光沢が特長です。
肌がうっすらと見えるので、清楚な雰囲気になります。
サテン生地よりもカジュアルな印象です。
華やかさを演出するのに一役かってくれます。
チュールやオーガンジーの軽やかなドレスとの相性がよく、上品で女性らしい印象になります。
また、グローブは生地以外にも、カラーグローブやビーズなどの装飾が施されたものがあります。
生地同様、選ぶポイントはドレスに合っているかどうかです。
例えばパールのあしらわれたドレスでしたら、ポイントでグローブにもパールの装飾があると、一体感が出たコーディネートになります。
いかがでしたでしょうか。
大切な晴れ舞台の結婚式。
ウェディングドレスとウェディンググローブ。
全身のデザインや色味をきちんと見極め、素敵なコーディネートを楽しんでくださいね。
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