2018.08.24
最近では花嫁和装を選ぶケースが増えているそうです。
中には、和装一本で挙式をなさる花嫁さまもいるほど、和装挙式が定番化しています。
ウェディングドレスではなく、和装を選ぶその魅力とは…。
ここでは、花嫁衣装を洋装にしようか、和装にしようか迷っているおふたりのために、
和装が選ばれている理由と、その魅力をお伝えしていきます。
和装には日本古来の美しさを演出できる魅力があります。
中には、親族からの「和装姿を見たい」という声に応えて、和装を選ぶカップルも少なくありません。
一部では、伝統的で厳かで気品溢れる“ホンモノ志向”の高まりにより、和装が選ばれるようになったという見解もあります。
かつての花嫁和装では、和髪に結ったカツラをかぶることが多かった結婚式。
日常的にカツラに慣れている人は多くなく、和装に抵抗感を覚えるひとつの原因になっていました。
最近では和装だからといって「必ずカツラをかぶる」習慣はありません。
スタイリングに自由度が増したことが、再び和装を選ぶ花嫁様が増えたひとつの要因でしょう。
和装というと、洋の装いよりも地味なイメージがあるかもしれません。
しかし、実際は華やかにもシックにも、ドレスと同じように演出は自由自在です。
和装でも白無垢、引振袖、色打掛とありますので、どのような衣装なのか、一緒に見ていきましょう。
白無垢は花嫁和装の代表的な衣装のひとつ。
真っ白な色の理由は、“嫁ぎ先の色に染まる”という意味があります。
白無垢には和髪を結い、角隠しをかぶるのが定番ですが、最近では角隠しをせず、洋風の髪に結って合わせるスタイリングも人気です。
引振袖は、裾の長い振袖のこと。
おしとやかさや奥ゆかしさというより、どこか活発な女性像をイメージさせる衣装です。
モダンさやレトロなムードを引き出したい花嫁さまにおすすめします。
時代劇に登場するお姫さまのような気分になれるのが、色打掛です。
豪華絢爛、艶やかな演出を求めているなら、ぜひ、色打掛を選んでみてはいかがでしょうか?
厳かさのある白無垢とは打って変わって、華やかなイメージを打ち出せます。
挙式当日は式場のムードに合わせて衣装を決めることも多いですが、前撮りだったら、好きな和装を選んで着ることができます。
ウェルカムボードなどに用いることもできるので、神社などのムードたっぷりな場所で、カラフルな色打掛などに挑戦するのもいいですね。
一生に一度の花嫁衣装。
普通の和装は身につけることができても、花嫁和装はこのときだけの特別な衣装です。
挙式当日に身につけられない場合でも、前撮りなどでぜひ、花嫁和装を着てみてくださいね。
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