2018.09.07
ウェディングドレス・和装 / ウェディングドレス / 結婚式 / 結婚式準備
結婚式を挙げようと決めたとき、最初に会場を選び、その後ドレスを選ぶのが一般的な流れでは無いでしょうか。
会場を見ながら「こんなドレスが着たい!」とイメージを膨らませていくのは楽しいですよね。
いざドレス選びをする段階になって意識したいのは「トレーンの長さ」です。
どうしてもデザインや素材などに目が向きがちですが、スカートの後ろ裾であるトレーンもドレス全体の雰囲気を左右する重要な部分になります。
そして、トレーンの長さと会場の雰囲気のバランスも大切です。
このバランスがちぐはぐだと参列者も違和感を覚えますし、写真写りも悪くなってしまいます。
どのようにバランスを取ればちぐはぐにならずに済むのでしょうか。
今回はトレーンの長さ、バランスについてお話させて頂きたいと思います。
ロングトレーンを選んだ方が良い会場は、「バージンロードの幅が広くて長い」「祭壇の階段が高い」会場です。
ロングトレーンのドレスがゆっくりと前に進んでいく様子は、後ろ姿も綺麗に見えて品のある花嫁さまに見えます。
一方でどうしても長さと幅を取るので、ヴァージンロードや祭壇をトレーンで埋め尽くしてしまうと見栄えが悪くなってしまいます。
このため、ロングトレーンは花嫁さまが歩いたりとどまる場所にゆとりがある会場におすすめです。
ちなみに、ロングトレーンを選んでも「披露宴でも同じドレスが着たい!」という人はトレーンが取り外し可能なドレスを選びましょう。
披露宴ではショートトーレンの方が動きやすく、ストレスが少なく済みますよ。
ショートトレーンを選んだ方が良い会場は、「ガーデンウェディング」「天井が高い」会場です。
ガーデンウェディングは外を歩き回るのでロングトレーンでは動きづらく、トレーン自体が汚れてしまう可能性もあります。
また、アットホームな雰囲気の披露宴では、トレーンが長すぎると参列者も気軽に花嫁さまに近づけなくなってしまいます。
このため、動きやすさ重視でショートトレーンを選んだ方が良いでしょう。
ショートトレーンはナチュラルに見える効果もあるので、ガーデンウェディングの雰囲気にも合います。
また、天井が高い会場は、写真を撮るときに縦や上を向きがちです。
そのため、トレーン全体が映らないこともあり、後ろより縦の長さを意識した方が合理的です。
ショートトレーンにする代わりに上半身のデザインにビジューを取り入れて華やかにするなど他の部分での工夫をした方が綺麗に見えますよ。
デザインだけで選んでしまいがちなウェディングドレスですが、会場やシーンに合ったトレーンの長さ、デザインも意識していただいたほうが当日快適にお過ごしいただけますし、バランスもよく全体的にまとまりのあるコーディネートになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
タグ
おすすめコラム