2018.12.03
第3回Dressesプレ花嫁座談会・ドレス試着会 Fiore Bianca大阪店編 Vol.2
「カラードレス、どうやって選んだらいいですか?」
大阪での座談会2回目はカラードレスをどう選んだらいいか、に話題集中!
大阪座談会1回目のレポートはこちら。
ウエディングドレスと違って、色×デザインと選択肢が増えるカラードレス。
洋服とは違う感覚だけに、苦戦する花嫁さまも多いようです。
10月30日 第2部
プレ花嫁様
I様、N様、S様、Y様、H様
Fiore Biancaバイヤー:鹿島 真央
I様(以下敬称略):来年海外での挙式を予定していて、ウエディングドレスと帰国後の1.5次会でのウエディングとカラードレスを探しています。
色々見たり、考えたりすると、なかなか方向性が定まらなくて…。
もしかしたら先にカラードレスを決めてから、ウエディングドレスを決めるというアプローチもあるのかなと思うのですが。
鹿島:そういうアプローチ、ありだと思います。
先にカラードレスを決めてしまい、それと違ったシルエットやデザインのウエディングドレスにする、という逆アプローチにすると、ウエディングドレスが絞りやすくなるかもしれませんね。
I:カラードレスもどんな色を選んだらいいのか悩みます。
一同:私も同じです!
鹿島:今、日本の花嫁様のほとんどが白とカラードレスの2着をお召しになられますが、カラードレスはみなさんお悩みになられますね。
ウエディングドレスはアイボリー、淡いピンク、ゴールドっぽい白などあっても、ベースが“白”なので、あとは自分に合うラインやデザインを基準に選んでいただけるのですが、カラーは“色”という選択肢が加わるので、何を重要視して選んでいくのかが難しいと思われるようです。
S様(以下敬称略):似合う色ってどうやって探したらいいのでしょう?
鹿島:鏡の前でドレスをあててみた時に、似合う色は肌の色がワントーン上がって、くすみが消えるような印象になりますよ。
例えば、肌が白い方はパステル調のドレスがお似合いになる方が多いですし、健康的な肌のお色の方はビビッドな色が映えます。
肌の色と合わせてみると似合う、似合わないがわかりやすいんです。
ドレスはお洋服とはまったく違う印象になるので、ご自身が思い描いていなかった色に着地される方も多いんですよ。
N様(以下敬称略):今の流行って、どんな感じなんですか?
鹿島:ここ1〜2年で増えてきたのは“くすみカラー”のドレスです。
ドレスで“くすみ”って、花嫁さんらしくない気もするんですが、あえて柔らかいピンクではなく、くすんだグレーっぽいピンクだったり、ブルーだったり、トーンを落としたものがトレンドカラーとなっています。
ほかにドレス自体にプリントを施したものも増えていますね。
一同:なるほどー!
S:あと、予算もどれくらいかかって、何着にするのか、というのも迷うところ。
N:私はまずは着たいものを着よう!と思っています。
和装は前撮りだけにして、あとは白とカラーにしようかと。
I:私は海外挙式1着、国内2着の計3着を考えているんだけど、もし、このドレス以外着たくない!と思えるくらいのドレスに出会えたら、白1、カラー1、の2着に。
まずは出会い優先で予算は後から、って考えています。
鹿島:ドレスの価格はブランドや素材などによって幅がありますが、多くのドレスショップの場合、レンタルドレスの価格帯は20〜50万円台が一番厚いですね。
結婚式は予算ありきですので、この価格帯で探したいというのがあれば、遠慮なくドレスコーディネーターにご相談ください。その中で、お好みのものを探しますよ。
会場のプランについている範囲内のものを、とおっしゃる花嫁さんもいらっしゃいますが、せっかくの機会ですので、プラン内ものだけではなく、それ以外のドレスも試着していただきたいですね。
例えば、ボリュームのあるドレスでも、いい素材のものってすごく軽い。
そういうドレスだと当日リラックスして過ごすこともできますし、金額的には少しプラスになってしまうこともありますが、やはりご納得の1着をお召しいただきたいです。
S:私の場合、挙式まで時間があるので、その分、何度もドレスを試着できるということですよね?
鹿島:回数の制限はないので、大丈夫ですよ。
ただ、あまりに見すぎると混乱して「何が好きかわからなくなってしまった」というドレス迷子になってしまうことも。
ある程度制限することも大切です。
試着は体力も使いますので、あまりに手当たり次第という感じになると、疲れてしまって、ドレス選びが楽しめなくなってしまうことも。
一番多いのは、初回の打ち合わせから4回くらいで決めるパターン。
初回があって、2回目でウエディングドレスを、3回目でカラードレスを決めて、4回目で小物を合わせるのが平均的です。
S:なるほど。
制限は言ってもらった方がいいのかも。
ちなみにドレスのタイプは色々着てみた方がいいのでしょうか?
鹿島:まったく興味がないものはトライしないにしても、ドレスって吊るしてある状態と、着た状態というのはシルエットが大きく違っていたりもするので、ぜひ着てみていただきたいですね。
初回のお打ち合わせで、ドレスコーディネーターにお好みを伝えていただければ、次回のためにドレスをご準備できると思います。
N:ドレスコーディネーターさんとの上手な付き合い方ってあるんでしょうか?
鹿島:衣裳のお打ち合わせは結婚準備の中で一番最初に始まります。
つまり、ドレスコーディネーターとのおつきあいが一番長くなります。
打ち解けられると強い味方になってくれると思うので、なんでもご遠慮なくお話いただけるのが一番です。
お好みをお伝えいただければ、新作が入ってきた時に「この感じ、絶対にお好きなはず!ご紹介したい!」ということにもなりやすいので、イメージを共有できるよう心がけています。
I:コーディネーターさんから見て、この花嫁さんにはこのドレス!、って思う瞬間ってあるんですか?
鹿島:運命のドレスに出会った時、「胸元にドレスをあてた瞬間に空気が変わったような感覚だった」というのは花嫁さまからよく聞きます。
わたしも「あっ、このドレスだ!」という感覚を鏡ごしに感じて、花嫁さまと目と目でわかる、という気持ちになりますね。
そういう瞬間がたまりません。
一同:うわー、すごい!
I:ちなみにみなさん手作りアイテムってどうされる予定ですか?
手間暇を考えると買った方がいいのかしら?
と思ったり、作るとなると自分のセンスでいいのか?とか、いろいろ考えて不安になります。
S:私は手作りはほぼしない予定です。
その道のプロにお任せしたいなー。
それも予算次第でしょうが。
N:招待状は会場経由ではなく、自分でオーダーしました。
プロフィールムービーやオープニングムービーは彼にお願いしようと思っていますが、本当にやってくれるか不安。
ドレス姿とか見せてもあまり関心なさそうで、、。
鹿島:男性はみなさん、面白いくらいにそうなんですよ。
カラードレスは色が違うからわかりやすいようなのですが、ウエディングドレスは「あれ?さっきと何が違うのかな?」みたいな。
そういうものだ、とご理解していただけると、お気持ちも楽になるかと。
一同:そうなんですねー!
I:あと、インスタだったり、SNSなどからの情報ってやっぱりチェックしておいた方がいいのでしょうか?
鹿島:以前はプレ花嫁さまや先輩花嫁さまとのつながりってなかったので、今は本当にすごいなーって思います。
でも、そこがすべてではないので、ネットの情報に振り回されないことが大切です。
見れば見るほど、あれもしなきゃ、これもやんなきゃ!とプレッシャーになられる方も多いようですよ。
あくまでひとつの意見として捉えて、自分で楽しんでやれる範囲を超えないということが大切ではないでしょうか。
S:最後にうかがっておきたいのですが、ドレスを着る時、どうやったら美しく着こなせますか?
鹿島:当日はデコルテまでしっかりメイクされますので、肌が荒れているとか、日焼けとかはまったく問題ないです。
シェービングしておくとメイク乗りはよくなりますが、肌が荒れる方もいらっしゃいますので、1ヶ月くらい前に試しておくといいかもしれませんね。
あと、一番簡単に美しく見える方法は「姿勢」と「所作」。
写真や動画を後から見た時に「こんな風に見えて恥ずかしかった」というお話もよく伺いますので、少し意識して練習などなさるといいかもしれませんね。
座談会を終えて…
ほとんどの方が初めて着ることになるドレス。カラー選びは本当に苦戦する方が多いようです。
しかし、はじめての形、はじめての色を身につけ、“新しい自分”に出会えるのもカラードレス選びの醍醐味。
先入観を捨て、ウエディングドレスのような真っ白な気持ちで、カラードレス選びを楽しんでくださいね。
何はともあれ、ドレス選びを伴走してくれるドレスコーディネーターは強い味方。
なんでも気軽に相談して、いかに打ち解けられるか、が運命のドレスに出会える近道のようです。
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