2019.06.12
和婚や前撮りで和装を選ばれる花嫁さまが大変増えてきましたが、白無垢ってどんな風に選ぶかご存知ですか?
どれも同じ白いお着物に見えると思われがちですが、白無垢もそれぞれに色々な特徴があります。
今回は白無垢の選び方をご紹介します。
白無垢を選ぶ際に大きな基準となるのが、生地です。
白無垢には正絹で織られた生地と、化繊で織られた生地があります。
正絹で織られた生地はシルクなので柔らかな肌触りと高級感が魅力。
また着崩れの心配も少ないのが特徴です。
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人工的な繊維で織られた生地で、費用がリーズナブル。
和装も洋装も…と考えている方に多く選ばれています。
白無垢で最も大きな違いは、やはり柄です。
真っ白な生地に真っ白な柄なので、あまり見えないかと思われますが、日の当たり方、動きによってはしっかりと見えるのです。
基本的に縁起の良いと言われる柄が使われています。
鶴は長寿を意味し、生涯同じパートナーと添い遂げることから夫婦円満の意味が込められていることから縁起がよく、祝いの衣裳に使われています。
色を使った刺繍を施されることも多く、写真映えのする白無垢をお召になりたい花嫁さまにおすすめの柄でもあります。
不死鳥とも呼ばれる鳳凰は、平安時代から特に女性に好まれ、皇室の衣服や調度品にも多く使われる吉祥高貴の文様として大切にされています。
長寿の意味が込められている人気の柄の一つです。
また熨斗目の柄は縦のラインが強調され、すらっとして見える効果もあります。
他にも桜や御所車など、日本古くから縁起の良いとされる柄が施されています。
「赤ふき」とは、裏地や裾部分に赤を用いた白無垢のことを指します。
純白の白無垢にさし色として赤が入ると華やかですし、紅白で縁起が良く、赤には災いを防ぎ、魔よけの意味もあります。
今でこそデザインとして取り入れられていますが、古くから意味のあるものとして伝わってきています。
白無垢は雑誌やネットの画像などで見ると、どれも同じに見えるかもしれませんが、実物は全く違います。
白さや肌触り、身に着けた際の柄の見え方。
必ず実物を見て、試着してから決めましょう。
白無垢には古くから伝わる日本の美しさや伝統がぎっしりと詰まっています。
そして昨今、伝統だけではなく、現代のオシャレを取り入れたコーディネートも注目されています。
ぜひ一生に一度の機会に白無垢に袖を通してみてください。
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