花嫁さまのお悩み相談室

似合わない不安を解消!
ウェディングドレス選びのコツと後悔ない選び方

Y.Matagi

JUNO / JUNO JR九州ステーションホテル小倉店

ウェディングドレス選びのプロであるコーディネーターが、花嫁さまのイメージや会場に合わせたドレス選びのテクニックを伝授する企画「コーディネーターズ ヴォイス」。

今回は花嫁さまのドレス選びの悩みを数多く解決しているコーディネーターが、「ウェディングドレス選びで不安になりがちなポイント」の解決策とコーディネートのコツを解説します。

 

ウェディングドレスが似合わない・・不安なときはその「理由」を整理する

まず、なぜ「ウェディングドレスが似合わない」と思うのか、その理由を整理してみましょう。

ご試着の際よく耳にするのは、「体型」と「年齢」に関するお悩みです。

体型では「ふっくらしている」「華奢すぎる」「二のが気になる」「低身長」といったお悩みを抱えている方が多いです。

年齢に関しては晩婚の方も増えていて「ウェディングドレスそのものを着ていいのか」とご相談いただくこともあります。

花嫁さまご本人のお悩みをはっきりさせることで気になるポイントをカバーしつつ、ご自身が持つ本来の魅力を最大限に活かせるドレス選びがしやすくなります。

 

またどうしてもウェディングドレスに抵抗がある場合は、神前式で白無垢をお召しいただくというのもひとつの手です。

白無垢なら肌の露出も抑えられ身体のラインも出ないため、結婚式という場面に置いて非常にお召しいただきやすいです。

さらに和装のご試着はお洋服の上からになるため、お衣装選びも抵抗なくしやすいかと思います。

 

気になる体型はドレスの着こなしによってカバーできる

体型にコンプレックスがあったとしても覆い隠すようにドレスを着てしまうと、かえって気になる箇所が目立つことがあります。

ここで体型別のドレス選びのコツをご紹介します。

 

気になる体型別のドレス選びのコツとおすすめデザイン

ふっくら体型が気になる方は、Aラインといってアルファベットの「A」のように裾にかけて直線的に広がるシルエットのドレスがおすすめです。

上半身は体のラインを出し、スカートにボリューム感を出すことでメリハリのある着こなしを楽しんでいただけます。

シルエットは全体的にすっきりとした印象でお召しいただけるため、とても人気のあるシルエットです。

 

やせ型の方は全体的にボリュームのあるウェディングドレスだと、そのボリューム感に負けてしまうことがあります。

そのため細身のスレンダーラインやメリハリがつけられるAラインのシルエットがおすすめです。

さらに立体的なモチーフやスリーブ付きのドレスは、華奢な体型をさり気なくカバーしてくれますよ。

 

小柄な方には、縦長のラインを強調してくれるAラインかハイウエストのデザインがおすすめです。

上半身にビーディングがあしらわれた華やかなドレスや存在感のあるヘッドアクセサリーなどを身につけ、ゲストの視線を高い位置に集めることで小柄な体型をカバーすることができます。

また、高めのヒールを履いていただくと身長が高くなり、ドレス姿によっては身長が気にならなくなることもあります。

 

普段はなかなか出さない二の腕をドレス姿では気にされる方も多いですよね。

スリーブ付きのドレスでまるごと覆ってしまうこともできますが、いざ着てみると布の面積が多くなり、かえって二の腕の太さを強調してしまうこともあります。

そういう場合は、思い切ってビスチェタイプのドレスで二の腕を出すとすっきりした印象を与えられます。

ただどうしても二の腕を見せること自体に抵抗がある場合は、レースなどのモチーフが施されたベールやケープでふんわりカバーするコーディネートもおすすめです。

 

大人花嫁は上質な素材やデザインでエレガントさを演出するドレスが好相性

大人な花嫁さまのご案内をさせていただくときによくお伺いするのは、「露出を抑えたい」、「可愛すぎるのは抵抗がある」というお悩みです。

そんな大人花嫁さまにおすすめなのが、スリーブ付きやオフショルダーのドレスです。

また、上質な素材のドレスを選ぶのも良いでしょう。

クラシカルでエレガントな印象になるため、大人の女性にこそお似合いになるドレスです。

 

おすすめのドレスブランド1,「ANTONIO RIVA」

ANTONIO RIVA(アントニオリーヴァ)のドレスは上質な素材にこだわり、シンプルさを基調としたデザインが特徴です。

シンプルでありながらも誰とも被らない個性が引き立つドレスで、ワンランク上の大人婚に相応しいブランドだと思います。

建築家出身のデザイナーがミカドシルクやシルクオーガンジーを贅沢に使用し、立体的にデザインされたドレスは芸術そのものといった上質さがあります。

 

こちらのドレスはシルクオーガンジーをふんだんに使った、とても着心地の良いお素材で、ウエストからふわっと広がる立体的なバックリボンの印象がドレス全体を華やかに、より花嫁さまを美しくさせます。

片リボンですので、甘くなりすぎず程よくフェミニンでエレガントで大人花嫁さまにぴったりのブライズスタイルが叶います。

その他のANTONIO RIVA(アントニオリーヴァ)のドレス一覧はこちら★

 

おすすめのドレスブランド2,「KENNETH POOL」

次にご紹介するのは、ニューヨーク発のKENNETH POOL(ケネスプール)のドレスです。

華やかなインドビーディングが印象的なブランドで、上質な刺繍がエレガントさを自然に演出します。

 

こちらは胸元の露出感を抑えることができる、上品なオフショルダーのドレスです。

アシンメトリーなオフショルダーが二の腕をさりげなくカバーしてくれるだけでなく、モダンな印象を与えます。

またお召しいただくお着付けの位置が高めですので、胸元も自然にカバーできバストに自信がない方にもおすすめです。

その他のKENNETH POOL(ケネスプール)のドレスはこちら★

 

挙式当日のウェディングドレスの見え方をイメージするとドレス選びに失敗しない

ネットやショップの店頭でドレスを探すと次から次へと色々なドレスがあって、どうしても目移りしてしまいますよね。

ご自身に似合いそうなものがいくつもあると、本当にこのドレスが運命の一着なのかわからなくなってしまうこともあると思います。

そんなときは、挙式当日のご自身のお姿をもう一度イメージしてみてください。

たとえば「チャペルではどのように見られたいのか」「披露宴ではどのようにゲストと過ごしたいのか」「会場全体の雰囲気や装花、ブーケの色はどうするのか」など。

なりたいイメージをもう一度整理していただくことで、自信を持って運命の1着を選んでいただける思います。

 

また、式場見学で撮影したチャペルや会場のお写真、式場のホームページなどをもう一度見返してみてください。

ドレスをお召しになったご自身がゲストの皆様と過ごす当日の様子をイメージしてみると、自然とドレスが決めやすくなりますよ。

ヴァージンロードでの光の差し込む加減、披露宴会場の床や絨毯の色など細かなポイントはついつい忘れてしまいがちですが、ウェディングドレスはトレーン(裾)を引きながら歩くことが多いため、会場とのコントラストを踏まえて当日の歩き姿までイメージするとうまくいくでしょう。

 

ドレス選びに迷ったときには”こだわり”のポイントを優先する

式場を選ぶ決め手になった場所やお気に入りの場所、挙式当日にこだわりたいシーンを基準に考えてみましょう。

たとえば、チャペルの雰囲気が好きで式場を決めた方は、挙式のお時間の大体7~8割はバックスタイルをゲストがご覧になる時間になるため、バックスタイルが素敵なドレスがおすすめです。

 

披露宴会場でゲストの皆様との写真撮影を楽しみにしている方は、お写真からも華やかさが伝わるように上半身にデザインのあるドレスを選んでいただくと良いでしょう。

迷っているドレスのボリューム感がそれぞれ異なる場合は、盛大なお式をイメージされている方はボリュームのあるドレス、ゲストの皆様と近くでご歓談を楽しみたいのであれば細身のデザインのドレスに決めみてはいかがでしょうか。

デザインが似ているドレス同士で悩まれている方は、ご試着したときに一番心がときめいたものを選ぶのも1つの手段です。
「これだ!」と感じるような運命のドレスに出会った花嫁さまは表情に変化が生まれます。
試着した瞬間のご自身の気持ちを信じることも、悔いのないドレス選びの決め手になりますよ。

 

まとめ:ドレス選びに不安や迷いを感じたときこそ、言葉で整理する

リーフフォーブライズのニュアンスカラーのカラードレス

試着を重ねるたびに、そのドレスがご自身に似合っているのかどうか分からないというのは多くの花嫁さまの悩みでもあります。

しかし、悩んでしまうということはドレスを決めるためのステップが前に進んでいるからこそでしょう。

気になるポイントや不安な点は言葉にするとドレス選びやコーディネートで解決することができます。

もちろん、自分ではなかなか言葉で整理できないこともあると思います。

そんなときにはDressesからお気軽にドレス選びのご相談をしてみてくださいね。

多くの花嫁さまの悩みに寄り添ってきたコーディネーターが、あなたのドレス選びがうまくいくようにお手伝いいたします。

Dressesではドレス試着のご相談も対応可能ですので、お気軽に下のボタンからお問い合わせくださいね。

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