新郎さまのお悩み相談室

“似合わない”を防ぐ!彼女に似合うドレス選びのためにパートナーができること

ウェディングドレスの専門家であるコーディネーターが、花嫁さまのイメージや会場に合わせたドレス選びのテクニックを伝授する企画「コーディネーターズ ヴォイス」。
今回は「彼女の魅力を引き立たせる似合うドレスを着てほしい」と願う新郎さまから多く寄せられる質問に、ドレス選びの専門家であるコーディネーターがお答えします。
この記事の内容は新郎の方はもちろん、プレ花嫁さまから新郎さまに“ドレス選びの付き添いマニュアル”としてシェアしてもらうのもオススメです。

N.Serita

Authentique / Authentique横浜

 

彼女にドレス選びは任せていますが、選ぶドレスの傾向から判断すると私がイメージしている挙式や披露宴のコンセプトにギャップがありそうです。
彼女の意見を尊重しつつ、式のコンセプトやドレス選びについてうまく話し合うコツを教えてもらえませんか?

お互いが持つ結婚式当日のイメージを「言葉にする」

思い描く結婚式のイメージ、特に「結婚式・披露宴では何を大事にしたいか」をお互いに言葉にして伝えるのが大切です。
「彼女と意見が合わず、話がまとまらなくなるのではないか。」と遠慮しあうよりも、新郎新婦それぞれの思いを知ることで「結婚に対してしっかり考えてくれていたんだ!」とお互いに新たな発見も出てきます。
新郎さまもご自身が参列してきた結婚式で記憶に残っているシーンや、花嫁さまと「結婚式当日にはこんなふうに過ごしたい」「結婚式の演出ではゲストに感謝の気持ちを伝えたい」など、ご自身の希望を新婦さまへ伝えてみてみましょう。

では、それぞれのイメージや想いが出てきたところで、おふたりのパーティーに合わせてまとめていきます。
ここからが大切です。

呼ばれるゲストのお顔を思い浮かべてみたり、おふたりが気に入って選ばれた式場を今一度思い出して、そこに先ほど絞り出した内容のどれが合うかを当てはめていきます。
この当てはめるところが難しい部分でもありますので、悩まれた時は、私たちプロのコーディネーターにもぜひご相談くださいね。

ご新郎様から、おふたりがお選びになられた会場でこんなドレスを着てもらいたい・こんな姿が見たいなどお伝えいただくと花嫁さまも喜ばれるはずです。
恥ずかしさもあると思いますが、ぜひお伝えしてみてください!

 

結婚式当日のイメージをドレス選びや演出に落とし込む

次はそのイメージを具体的に整理していきます。

ここからが大切です。

呼ばれるゲストのお顔を思い浮かべてみたり、お二人が気に入って選ばれた式場を今一度思い出して、そこにお二人が出し合った内容が合うか当てはめていきます。

またご新郎さまから、お二人が選ばれた会場で「こんなドレスを着てもらいたい」「こんな姿が見たい」などお伝えいただくと花嫁さまも喜ばれるはずです。

恥ずかしさもあると思いますが、ぜひお伝えしてみてください!

結婚式のテーマをドレス選びに当てはめるところは難しい部分でもありますので、悩まれたときはぜひ私たちプロのコーディネーターにもぜひご相談くださいね。

 

彼女がコンプレックスが強く、本当に好きなドレスを選ばず遠慮しているように感じます。
彼女に似合うドレスを自分で選ぶようにうまく誘導する方法はありますか?

コンプレックスは誰しもあるもの!
新郎さまのほめ言葉で花嫁さまの自信を引き出す

女性は誰しも、1つや2つ、コンプレックスや悩みを抱えているものです。

他の人にとっては気にならないところでも、ご自身では長年の悩みであったり、どうしても気になるものです。

そこで、新郎さまにはドレス姿の花嫁さまに『ほめ言葉』をたくさんかけていただきたいのです。

そうすると花嫁さまも自信をもって、本当にお好きなドレスを選びやすくなります。

花嫁さまの好みを軸に、私たちドレスコーディネーターは同じ女性としての視点と、専門的な目線両方から花嫁さまの悩みを解決できるようご提案していきます。

ここでよく伺うコンプレックスとその解決策をまとめてみました!

男性には「こんな悩みもあるんだな」と知っておいていただけると嬉しいです。

 

30代後半〜の花嫁さまは自分のスタイルを軸に選ぶ

今まで積み上げてきた経験やご自身の好みのスタイルに、さらなる大人の魅力を引き出すことができるのが30代後半の女性の魅力です。

自分らしさを大切にしたドレス選びをしていくと「運命の1着」が見つかります。

大人な花嫁さまに人気のドレス一覧は、こちら★

 

私がおすすめするのは、イタリア・ミラノにアトリエを置き、上質な素材やディテールにこだわったPETER LANGNER(ピーターラングナー)の1着。

ボートネックのデザインがクラシカルで洗練された魅力を引き出し、スカート部分の揺れ動くシルクサテンが優美さを演出。

シンプルなドレスだからこそ、アクセサリー次第でご自身らしいスタイリングに仕上がげることができます。

ピーターラングナー PETER LANGNER リボン シルクサテン ボートネック Aライン ウェディングドレス

ウェディングドレス PETER LANGNER 03-70218/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

その他、シルクサテンのドレスはこちら★
その他、ボートネックのドレスはこちら★

 

もちろん、「自分らしさ」を見つけること自体が難しいと思う方も多いと思います。

普段のお洋服選びでこだわっていること、お好きな色やテイストといった内容をコーディネーターに気軽にお話ししてみてください。

私たちコーディネーターがどんな角度からでも花嫁さまにお似合いになるドレスをご提案いたします。

 

背中の傷や痕が気になるときにはバックスタイルのデザインでカバー

ボディーファンデーションで傷跡を綺麗に隠すこともできますが、そうは言われても気になりますよね。

そんなお悩みにはお背中を自然に包み込んでくれるデザインのドレスがおすすめです。

おすすめなのは、ロンドンの最高級ブランドPhillipa Lepley (フィリッパレプリー)の1着。

お背中の部分がレースで覆われているので、レースの隙間から肌が見え、背中が開いているビスチェタイプより肌の透明感が増します。

Phillipa Lepleyはドレスに使用する素材にも大変こだわっていますので、肌が敏感な花嫁さまにも安心してお召しいただけます。

このようにコンプレックスに合わせたドレス選びも可能です。

Phillipa Lepley フィリッパレプリー ハイネック レース 袖付き Aライン ウェディングドレス

ウェディングドレス Phillipa Lepley 03-70433/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

背中の肌見せをカバーできるドレス一覧はこちら★
その他、レースを施したドレスははこちら★

 

彼女がファッションに関心がなく、ドレス選びにも無頓着です。 彼女が似合うドレスを選ぶために、新郎としてできることはありますか?

結婚式・披露宴の演出のイメージを軸にドレスを選ぶ

ドレス選びで大切なポイントは3つあります。

①ドレスを着た花嫁さまが、どんな雰囲気・印象になりたいのか

②ゲストの皆さまにどうドレスの着姿を見てもらいたいか

③会場やパーティーの雰囲気とドレスのテイストは合うか

ドレス選びは、普段のお洋服選びよりも季節感や式場の空間、雰囲気、ゲストなど考えるべきポイントが多くあります。

3つのポイントに1つずつ当てはめながら、「早くあの空間でドレスを着たい!」と花嫁さまご本人がワクワクできるドレスを選んでいただくことが大切です。

新郎さまもご一緒に当日をイメージしながらご試着にお付き添いいただくと、最初は不安な気持ちの花嫁さまもきっとドレスに興味を持っていただけるはずです。

ドレスコーディネーターはプロとしてこの3つのポイントを踏まえてドレスをご提案をします。

新郎さまもこのポイントを知っておいていただくと、私共と一緒に花嫁さまをエスコートしていただけ、ドレス選びがスムーズに進みますよ。

 

彼女のドレスの試着に新郎である私も同行する予定です。
ドレス選びがうまくいくために、試着にあたって気をつけるべきことはありますか?

花嫁さまのドレス選びに同行するときに大切な4ポイント

 

緊張と楽しみな気持ちが入り混じっている花嫁さまの横でご新郎さまにお願いしたいことは以下の4つです。

①前向きな言葉をかける

②一緒に試着を楽しむ

③積極的に写真やムービーを撮る

④意見を聞かれた時はきちんと返答する

この4つを押さえていただくと、ドレス選びがスムーズに進みやすくなります。

新郎さまもご一緒に「ドレスを選ぶ」ことを大切にしましょう。

恥ずかしさもあるかと思いますが、ご新郎さまから見てお似合いになっているドレスに対して素直に「似合っているよ」と声をかけるだけで花嫁さまは自身を持ち、ドレス選びが上手くいきます。

また「このドレスよりも、さっきの方が似合っている」など、新郎さまの意見を伝えることも忘れずにしましょう。

そして積極的にドレス姿を撮影していただき、ドレス選びに参加していただくとお二人の思い出にもなりますよ。

ハーフペニーロンドン ビジュー スレンダーライン

ウェディングドレス 03-70228 HALFPENNY/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

その他、HALFPENNNYのドレスはこちら★
その他、ビーディングが美しいドレスはこちら★

 

ウェディングドレス、お色直しで着るカラードレス、二次会で着るドレスの選び方はそれぞれ違いますか?
気をつけるべきポイントや注意点があれば教えてください。

挙式・披露宴と二次会のドレス選びの大きな違い

挙式や披露宴と2次会のドレス選びは大きく異なってきます。

特に会場の雰囲気やゲストとの距離感の違いは以下の通りです。

【挙式・披露宴】
・2次会に比べて会場が大きい

・ゲストの層が様々

・遠くの席のゲストにも見えるような衣裳の存在感が必要

ロサクララ サテン プリンセスライン

ウェディングドレス ROSA CLARA 03-70383/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

 

【2次会】
・ゲストの方との距離感が近い

・ゲスト層はご友人など親しい方がメイン

・時間帯はほとんど夕方・夜

ウェディングドレス HALFPENNY 03-70415/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

 

挙式・披露宴のドレスは、ご自身がどのような雰囲気でお過ごしになりたいかを軸に選ばれると良いでしょう。

ご友人・ご親族・会社の方など様々なゲストの前でドレス姿を見せることになりますので、ゲストにどのようなイメージを持ってもらいたいのかイメージしてみてください。

また、会場のテイストやパーティーのイメージに合わせてドレスをお選びいただくのも大事なポイントです。

大きなパーティー会場を選ばれているのであれば、1番後ろにお座りになるご家族の方にも届くようなデザインやカラーのドレスだと喜んでいただけますよ。

 

二次会のドレス選びは悩まれる方が多くいらっしゃいますので、ドレスとあわせてご紹介します。

二次会は花嫁さまもリラックスしてご友人と楽しくお過ごし頂ける控えめなボリュームのドレスがオススメです。

締めつけ感がないスレンダーラインやセパレートタイプのドレスであれば、ボリューム感があるドレスよりもご友人との距離感が縮まります。

HALFPENNY ハーフペニー 袖付きドレス フラワーモチーフ リーフモチーフ スレンダーライン ウェディングドレス

ウェディングドレス HALFPENNY 03-70270/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

ボリュームを抑えたシルエットのドレスはこちら★
二次会・レストランウェディングにおすすめのドレスはこちら★

 

夕方・夜の時間帯であれば、ナイトウェディングがイメージできるようなビジューが輝くドレスも良いでしょう。

花嫁さまのドレスに注目されている女性ゲストは多くいるので、細やかなビーディングや刺繍のドレスで皆様の目線を集めてみてはいかがでしょうか。

カラードレス Authentique Private Label  ピンク ビーディング

カラードレス Authentique Private Label 04-70147/Authentique

▲ドレスの詳細は画像をクリック

その他、ピンクのカラードレスはこちら★
二次会ドレスについてまとめた人気コラムはこちら★

 

まとめ:新郎さまもドレス選びに参加すると似合うドレスが選びやすくなる

ドレスは花嫁さまがご自身で決めることかもしれませんが、楽しさと緊張が入り混じり、時としてナーバスな気持ちになることもあります。

お二人が結婚式に素晴らしい時間を過ごしてもらうためにも、ドレス選びは新郎さまも参加するのがオススメです。

彼女の背中を押し、魅力を引き出す「ほめ言葉」を積極的にかけるようにしましょう。

ぜひ、お二人でドレスショップにご来店くださいませ。

ご試着やご相談は下のボタンからお問い合わせくださいね。

 

その他、似合うドレスの選び方に関するプロのドレスコーディネーターのアドバイスはこちらからご覧いただけます。

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