会場に合わせたドレス選び
プレ花嫁のみなさまに向け、ドレスコーディネーターが”お式に役に立つアドバイス”と”イチオシのドレス”をご紹介いたします。
「身長」「コンプレックス」「挙式スタイル」が書かれたそれぞれ3つのBOXから、ランダムにカードを引き、出てきたカードに合わせドレスをコーディネート。
ドレスコーディネーターの知識とテクニックがキラリと光る、プレ花嫁さまにぴったりのドレストークをお楽しみください!
今回は、ブランレヴュー宇都宮アクアテラス フィオーレ ビアンカの宮原コーディネーターが登場。
お題は、「165cm」「ガーデンウエディング」「いかり肩」「春」という4つのキーワードです。
では、プロの見立てをご覧ください。
S.Miyahara
Fiore Bianca / Fiore Bianca宇都宮
会場映えするドレス選びの基本は、会場のスケール=ドレスのボリュームが正解。
「カジュアル」なムードの「ガーデン」が舞台となると、おすすめは細身のシルエットのエンパイアドレスです。
「春」という季節も考えると、陽光に透けるエアリーで柔らかな素材にもこだわりたいですね。
日頃接客をしていて気づいたことなのですが、ガーデンウエディングをコンセプトにされるお客さまは、大げさなセレモニーより、ゲストと同じ目線で楽しみたいという方が多いんです。
ですから、普段からお洋服でも着慣れているチュールやレースの素材であれば、花嫁さまご自身もすごくリラックスできて、ゲストの方にも親しみを持っていただけると思います。
逆に、ボリュームのあるプリンセスラインやAラインをセレクトしてしまうと、ガーデンというカジュアルな会場に対して、ドレスの主張が強すぎ、アンバランスな結果に。
芝生の上をロングトレーンで歩くのも大変なので、ここは避けた方が無難です。
「165cm」という身長ですが、標準よりはちょっと高め。
新郎さまと並んだ時に、「ちゃんと、男性の方が高く見えるかしら?」と、花嫁さまが気にされる身長でもあります。
ですから、なるべく165 cm以上の方には、ぺたんこ靴か、7cm以下のヒールでお召しになれるドレスをお選びするように心がけています。
今回のエンパイアドレスなら、1cmヒールのぺたんこ靴がおすすめ。
何より動きやすいので、ゲストとの距離が近いガーデンウエディングにはぴったりです。
足元を気にせず、心ゆくまでセレモニーを楽しんでいただけると思います。
お悩みの「いかり肩」ですが、袖つきのドレスで隠そうとすると、かえってそちらに目がいき、肩や顔まわりを主張してしまうことも。
私がご提案するなら、レースのタンクトップタイプですね。
気になる肩をさり気なくカバーしながら、透ける素材でデコルテはすっきりと見せてくれる優秀デザイン。
また、ヘアスタイルでもカバーが可能です。
例えば、低めの位置でふんわりまとめたシニヨンなら、髪とデコルテの対比が弱まるので、「いかり肩」をカムフラージュする効果もあります。
さらにボリュームのあるイヤリングをつければ、ゲストの視線を分散させられます。
ブーケは、流行りのリースブーケがおすすめ。
丸い形のブーケは、上部を両手で持ってエレガントに見せるのもよし、バッグのように腕にかけて持つのも可愛い!
少しボリュームのあるブーケを選ぶことで、体も華奢に見えるので「いかり肩」のカバーにも役立ちます。
生き生きしたグリーンやお花をたくさん使って、春らしさを演出すると素敵だと思います。
とはいえ、これはあくまで一例。ご自身が一番笑顔になれる、運命のドレスに出会ってくださいね。
条件をすべてクリアしたのは、フィオーレビアンカのオリジナル、エンパイアラインのドレスです。
チュールやレースを使用し、インポートの趣きもあるトレンド感に溢れた1着です。
ウエストの繊細なビジューのあしらいや、ほんのりシアーに透けるデコルテのデザインなど、全体の雰囲気としては、女性らしくフェミニンに仕上がっています。
「いかり肩」を気にされている花嫁さまを、少しでも華奢にやわらかく見せられるよう選びました。
インポートドレスとは違い、ドレス丈がそこまで長くないのもポイント。
165 cmの花嫁さまが、ぺたんこ靴でもバランスよく着こなせる丈感となっています。
新郎さまとの身長差が気にならないのであれば、あえて足元にヒールをあわせて、歩くたびにドレスの裾からチラ見せさせるのもおしゃれです。
その際は、オールレースのシューズや可愛いサンダルなど、おもいっきり靴選びにこだわりましょう。
ある程度、コーディネートに自由が効くのも、ガーデンウエディングの醍醐味!
ぜひ、自分らしいスタイリングを楽しんでみてください。
その他FioreBianca(フィオレビアンカ)のドレスはこちら★
体型のお悩みはどんな花嫁様もお持ちなので、できるかぎり解消できるようアドバイスさせて頂きますが、
本当に気に入った1着をお召しになることも大切なポイントです。
下のピンクのボタンより、ぜひお気軽にドレスのご相談お待ちしております。
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