会場に合わせたドレス選び
今回は、ブランレヴュー宇都宮アクアテラス フィオーレビアンカの八木コーディネーター。
「160cm」「海外挙式」「面長」「夏」という4つのキーワードに対して、どんなセレクトが見られるのか、
プロのドレスコーディネーターのおすすめドレスについて、どうぞご覧ください。
S.Yagi
Fiore Bianca / Fiore Bianca宇都宮
「海外挙式」といってもさまざまな国や場所が考えられるので、今回は南国の開放的なリゾートをイメージしました。
例えば、チャペルとパーティ会場が一体型になった海辺のゲストハウス。
チャペルでの挙式のあとは目の前のプライベートビーチでゲストと盛り上がる、アットホームな挙式を想定しています。
そんなシチュエーションなら、お色直しは不要。
1着のドレスで、挙式もパーティも対応できる、とっておきの1着を選びたいですね。
チャペル挙式に映えるボリュームがありながら、開放的なロケーションにもマッチする軽やかなドレスがおすすめです。
何よりこだわりたいのが、常夏の太陽と、青い海と空に映える、真っ白な色。
王道の純白のドレスこそ、海外挙式にはぴったりだと思います。
また日本から海外へ持ち運ぶなら、軽いチュール素材が便利。
サテンなどとは違い、長時間畳んだままでもシワになりにくいのもポイントです。
花嫁さまの身長ですが、160cmなら標準だと思います。
チャペルでの挙式時は7cmヒールでスタイルアップしていただいて、ビーチでのパーティ時はヒールが砂に沈まないようにぺたんこの靴に履き替えてみては。
オープントゥのサンダルから、夏っぽいオレンジや黄色のペディキュアを覗かせても素敵です。
その際はぜひ、インスタ映えする足元ショットも残してみてください。
もっとカジュアルでもいいなら、新郎&新婦でビーチサンダルを履いてもおしゃれです。
「面長」のお悩みには、横のラインを意識するのがコツです。
なので、まずはデコルテのラインにこだわり、数あるビスチェのデザインから、横にまっすぐなストレートタイプを選びました。
さらに、ドレスのシルエットもワイドに広がるプリンセスラインにし、横のラインを強調しています。
そうすることで「面長」が生む縦のラインが軽減され、“すっきり見え”が叶います。
リゾートに人気のスレンダーラインですが、縦のラインを強調してしまうため、面長がコンプレックスの方にはおすすめしません。
ドレスだけでなく、ヘアスタイルも重要なポイント。
後れ毛を出したふんわりアップで丸みをもたせ「面長」をカバーしましょう。
大ぶりのヘッドドレスをサイドにつければ、そちらに視線がいくので、目くらましになります。
私がおすすめしたいのは、Fiore BiancaのメインブランドYolan Cris(ヨーランクリス)。
オリジナル生地や、ひとつひとつ手刺繍にこだわった仕上がりは他にはない手の込みようで、私自身が一番好きなインポートブランドでもあります。
オートクチュールなので、デザインもすごく凝っていて、一見、普通のプリンセスラインに見えますが、実はドレスのサイドに2本のワイヤーを入れて、ふんわりとした膨らみをだしています。
生地をつかったボリュームではないので、見た目に反して着心地も軽やか。
レースやチュールのエアリーな素材感も、リゾートウエディングにはぴったりです。
バックスタイルもトレーンがそこまで長くないため、ビーチパーティでも思いっきり楽しめます。
いろんな式に参列した方からお話をきくと、「あの人のウエディングドレスってどんなデザインだったっけ?」と思い出そうとしても「白かった」ということしか覚えていないのがほとんど、とか。
それではあまりにも寂しいですが、立体的なデザインや、手の込んだ刺繍が特徴のYolan Cris(ヨーランクリス)なら、きっとゲストの記憶に残る1着となってくれることでしょう。
その他Yolan Cris(ヨーランクリス)のドレスはこちら★
運命の1着が決まった後は全体のイメージを左右するのに重要な小物合わせ。
面長さんには大ぶりのイヤリングやヘッドアクセがおすすめです。
視線が分散されるため、そこまで気になりません。
また、リゾートウエディングのお二人はロングベールをリゾートの風にたなびかせて、ロマンティックな写真を撮るのはいかがでしょうか?
ウエディングドレスのご提案はもちろん、アクセサリーやベール、グローブなどのアイテムに関しても新婦様のイメージを形にするために様々な角度からアドバイスをさせて頂きます。
体型やコーディネートで悩んでいるご新婦様はお気軽にご相談くださいね。
ご予約は下のピンクのボタンからお待ちしております。
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