2022.06.07
Dressesでしか掲載していない、人気海外ドレスブランドのディープな情報が満載のdresspedia(ドレスペディア)。
第3回目はプレ花嫁さまから絶大な人気を誇るANTONIO RIVA(アントニオ リーヴァ)をご紹介!
ウェディングドレスのデザインのために建築学を学び、その構築的なデザインが世界中のセレブリティから花嫁たちに愛され続けているアントニオ・リーヴァ。
北イタリアに生まれ、幼い頃からドレスをデザインする事が好きだったといいます。
1995年にブランドを立ち上げ、今年で25周年を迎えました。 GUCCIのデザイナーのご息女2人に続き、ベルルスコーニ元首相の夫人がアントニオ・リーヴァのドレスで結婚式を挙げた事をきっかけに、イタリアでは確固たる地位を確立しました。
ブランドのミューズはオードリーヘップバーン。ファッションを取り入れた新鮮なシルエットでありながらも、常にシックな印象を与えるドレスにそのポリシーを感じます。 デザインの特徴は、建築学を学んだからこそ再現できる立体的なバックスタイル。 シルクを贅沢に駆使し、フロントはシンプルに、構築的なバックスタイルがドラマティックな存在感を生み出します。
上質を貫くだけではなく、時代性“ファッション”をおさえているところも彼のデザインが愛される理由です。
デザインのインスピレーションは、デザイナーのライフスタイルの一部となっている旅を通して得ることが多いといいます。 訪れる様々な都市の建築物や文化が彼のアートの源となっていて、時には旅先で見つけた美しい花をイメージソースにデザインすることもあるそうです。
親日家でもあり、着物の帯をイメージしてデザインするとこもあると言います。 様々なインスピレーションから生み出されるドレスは、毎回新鮮でありながら一目で彼の作品とわかる、唯一無二の存在感を放ちます。
時代に左右されず愛されるドレスがここにあります。
※ドレスの品質保持の為お貸出しできなくなる場合がございます。詳細をお調べいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
日本のブライダル紙「ELLE mariage」「25ans wedding」「Wedding Book」など多数掲載されいています。
約15年ほど前から、日本のウエディングドレスショップで取り扱いがスタートしたアントニオ・リーヴァ。
2016年のコレクションで、”Sissi” が発表され日本で一大ブームとなります。
翌年発表された”Sibilla”もブームとなり、日本国内でのアントニオ・リーヴァの認知が一段と広まりました。
・GUCCIデザイナーのご息女2人、
・カシミアのブランド”ブルネロ・クチネリ”のご息女
・ベルルスコーニ元首相の2番目の奥様
・Ludovica Valli(ルドビカ・ヴァリ)
・Giulia Arena(ジュリア・アリーナ/イタリアのタレント)
・Federica Panicucci(フェデリカ・パニッチッチ/イタリアのタレント)
物腰が柔らかくいつも優しい笑顔の穏やかな方。
来日した際は、お寿司が食べたいとご一緒したところ、お箸も上手に使われていました。
デザインのインスピレーションについて色々と質問する中で、旅先で出会った美しいバラが印象的で、そのバラをイメージソースにドレスをデザインするなど、とても感受性が豊かでロマンティックな方という印象です。
休日は友人と過ごす事が多く、モンテカルロやモナコの海や山など自然豊かな場所へ、最新型のアウディで行くそうです。
そういった旅を通してインスピレーションが生まれるのだそう。
「お気に入りのドレスはありますか?」という質問に対して「Sibilla、Carmenは特に好きだが、どのドレスも子供のように大切」と回答していました。
ブランディングで大切にしていることは「ドレスだけではなく、ブランドの世界観や夢を一緒に届けること」という回答からみえるように、自分のドレスを愛し、その想いを届けたいという情熱が溢れるデザイナーです。
10年ほど前は、年に一度イタリアにてバイイングを行なっていました。
徐々にブライダルのコレクション発表の中心地がヨーロッパからニューヨークに移り、Antonio Rivaも4年ほど前からNY Bridal Fashion Weekでコレクションを発表するようになりました。
数年前には一度、京都の展示会に出店したこともあります。
現在はバルセロナファッションウィークが年々盛り上がってきており、Antonio Rivaもバルセロナに出店するようになっています。バルセロナファッションウィークは年に1度、4月末に開催されます。広い会場の1画にブースを設け、そこでnew collectionのドレスを中心に発表します。
毎回20ー30点ほどのドレスがポールに準備され、バイヤーがその中から気になるドレスをセレクトします。それをモデルに着用してもらい、デザインをチェックしてどのドレスをバイイングするのか決めていきます。
デザイナーや営業担当の方に、今回のコレクションのコンセプトや、イットドレス、人気なデザインやトレンドについて質問していきます。
常にシックでエレガント、ぶれないデザインに圧倒的な信頼をおいています。
コレクション毎に、日本の花嫁に合う・合わないデザインのボリュームにばらつきがあるブランドがほとんどですが、Antonio Rivaは必ず日本の花嫁様に似合うドレスが発表されます。
シンプルでありながら、誰もがAntonio Rivaのドレスだとわかる構築的なデザイン、ボディラインを美しく見せる、完璧なシルエットへの徹底的なこだわり(そのためにほとんどすべてのドレスに共パニエがついているそうです)が、日本の花嫁様に受け入れられているのでしょう。
Antonio Rivaといえばミカドの生地を使用した、立体的なデザインのバックスタイルがポイントのドレスですが、個人的にはシルクオーガンジーのドレスがいつも楽しみです。
柔らかなドレーピングから生まれるロマンティックなデザインと、シルクオーガンジーの上品な質感が美しく、どこかデザイナーのロマンティックで穏やかな人柄とファッションへの情熱が現れている様な印象を受けます。
まずクライアント側から、希望のイメージをデザイナーに伝えます。
フロントやバックスタイルのデザイン、トレーンの長さ、素材などの希望を、写真や文章でまとめて、メールで依頼します。
JUNOに関しては、直接会って打ち合わせをしなくても、15年もの関係からニーズを理解してくれます。
その希望をもとに描かれたデザイン画がメールで送られてきます。修正の希望があればその時点で伝えて、ドレス作成に進んでいきます。
JUNOでは、この時修正希望はほとんど出ない程、いつもニーズを抑えた素晴らしいデザインを作ってくれます。その後納品へと進みます。
今回はDESIGN2を作成し、03-6751のウェディングドレスが出来上がりました。
デザインはコレクションのものをそのまま生かして、素材や色を変えてオリジナルドレスを作成します。
ほとんどの場合は、展示会場で発表されたドレスを元に変更のオーダーをする事が多いです。
会場にはスワッチ(※生地見本)のブックが用意されています。
ブランドが持っている様々な種類やカラーのスワッチから、使用したい生地を選びます。
オーダーした生地の色味でドレスを仕立ててくれ、JUNOだけのオリジナルカラードレスが完成します。
Sissiがどの様に生まれたのか質問したところ、なんと偶然生まれたデザインだったそうです。
試行錯誤してデザイン修正する中で生まれたデザインで、使用しているガザルはAntonioが好きな生地で、特別なドレスにしか使用しないそう。
Sissiは特別なドレスだから使用したと話していました。
その後、発表されたSibillaはプルメリアをイメージしてデザインしたそうです。
どちらのドレスも多くの女性の心を掴み、多くの花嫁さまに愛されるウェディングドレスとなりました。
※ドレスの品質保持の為お貸出しできなくなる場合がございます。詳細をお調べいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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