2020.12.10

ウェディングドレスの試着の基礎知識 | “ドレス迷子”にならないヒントとは?

結婚式の準備のなかでも、とりわけ重要なのが“ウェディングドレスの試着・決定”です。 ウェディングドレスやカラードレスの試着は、「いよいよ結婚式を挙げるんだなぁ……」と確かな実感が湧く幸せな体験であるいっぽう、「1番素敵なドレスを選びたい!」という思いから、なかなか決められずに困ることもあるそうです。 何十着もウェディングドレスを試着しているうち、どれがいいのか分からなくなる、“ウェディングドレス迷子”状態になってしまうケースも……!   試着イメージ2 そこで今回は忙しいプレ花嫁さまが、1回の来店でお気に入りの1枚を見つけるための、ウェディングドレス試着のコツや準備をご紹介します。

自分の“なりたい花嫁像”をイメージすることが、ドレス迷子にならないためのポイント

プレ花嫁さまの多くが、日々の仕事の貴重なお休みを使って、ウェディングドレスを試着しに行かれることと思います。 結婚式に向けては、他にも準備するべきことがいっぱいですから、現実的に「何度もウェディングドレスの試着にいくのは大変」と考えている方が多いでしょう。 悩んだときはじっくり納得いくまで考えるべきですが、1回目の試着でウェディングドレスを決めることができるなら、それに越したことはありません。   試着イメージ3

  • 結婚式の会場や演出に合う世界観のドレスは……?
  • 自分の中にある、“憧れの花嫁姿”をあらわす世界観のドレスは……?

結婚式場の都合で、利用できるウェディングドレスが決まっている場合でも、こうした世界観を自分の中で作っておくことは大事です。 複数の選択肢がある場合は、各ウェディングドレスショップのコンセプト取り扱いブランドを事前に調べて、自分の持っている世界観と1番近しい店舗へと、試着予約をしてみましょう。   試着イメージ4 「“なりたいイメージ”はある程度、柔軟に持っておくべきでは?」と思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。 1回の試着予約で着られるウェディングドレスの数は、お店にもよりますが3~4着ほど。色んなイメージのドレスを網羅するには、足りないと思われます。 試着を進めるなかで「こっちも可愛いけどこっちも可愛いかも?」、または「やっぱり、こういうタイプのドレスのほうが似合うのかも?」と、どんどん心が揺れてしまいがち。 それこそ、普段から物を決める時に結構悩んでしまうタイプの人は、何十着も試着しても運命の1枚を決められない、“ドレス迷子”にはまってしまう可能性があるでしょう。 だからこそ、ウェディングドレスショップが限定されていてもいなくても、自分の中で世界観を作り上げておくことは大事なのです。

【例1】「アジアン」「セレブ」「ヴィンテージ」な世界観のウェディングドレス

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ウェディングドレス MARCHESA 03-20312 / JUNO

「アジアン」「セレブリティ」「ヴィンテージ」 そんな世界観をあらわすにふさわしい、MARCHESA(マルケーザ)のウェディングドレスです。 優雅で個性的なケープ(着脱可能)が魅力!   アジアンテイストなMARCHESA(マルケーザ)のドレスはこちら★ ヴィンテージ感あるレースが美しいドレスはこちら★

【例2】「クラシカル」「ロイヤル」「正統派」な世界観のウェディングドレス

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ウェディングドレス PETER LANGNER 03-70339 / Authentique

「クラシカル」「ロイヤル」「正統」 こうした世界観をあらわすのにふさわしい、PETER LANGNER(ピーターラングナー)のウェディングドレスです。 ハイネックのデザインがしっかり見えるよう、髪をタイトにまとめて着こなしたいですね! クラシカルなテイストのドレスはこちら★ ロイヤルウェディングに憧れる方におすすめのドレスはこちら★

【例3】「フェミニン」「ふんわり」「柔らかい」世界観のウェディングドレス

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ウェディングドレス INES DI SANTO 03-20466 / JUNO

「フェミニン」「ふんわり」「やさしい」 こうした世界観をあらわすにふさわしい、INES DI SANTO(イネスディサント)のウェディングドレス。 ソフトチュールのおかげで“ボリューミーでも重すぎない”、絶妙なバランスが実現。 フェミニンなドレスはこちら★ ふんわりした雰囲気のドレスはこちら★

「この人には絶対相談したい!」という人には、1回目の試着から付き添ってもらおう

試着イメージ5 「誰に付き添いに来てもらうのか?」は、多くのプレ花嫁さまが悩まれるところですが、一番相談したい方との来店が1番いいかもしれません。 というのも、ウェディングドレス・カラードレスのレンタル代には、金額としては大きな“幅”があります。 「気に入ったドレスA」と「気に入ったドレスB」で、20万円くらい違うケースも珍しくはないのです。 「気に入っているのは高いほうだけど、さすがに自分の意見だけでは決められないので、後で聞いてみます」と引き上げると、そのドレスに先に予約が入って着れなくなる可能性が……。 ですから、1回の試着でウェディングドレスを決定したいプレ花嫁さまは、「これとこれで悩んでて、ちょっと高いのだけどこっちにしてもいいかな?」と、その場で確認できるお相手に付き添ってもらうことがオススメです。

ウェディングドレス試着当日の持ち物・服装・髪型

以下では、初めてウェディングドレスの試着に行かれるプレ花嫁さまが、事前に入念に調べることが多い、試着当日の持ち物・服装・髪型について、まとめました。

ブライダルインナーはドレスショップのものを使用できる

  • カメラ
  • ストッキング
  • ヘアゴムやヘアピン
  • ブライダルインナー  ……etc.

これらは、よく「ウェディングドレスの試着当日に持って行ったほうがいい」と言われる物々です。 しかし実際は、そこまで厳密に持ち物を準備する必要はありません。 特にブライダルインナーは、多くのウェディングドレスショップで試着用に準備してくれています。 念のためにウェディングドレスショップに持ち物を確認し、ブライダルインナーが別途要るかどうかを聞いておくのが1番安心ですが、基本的には新しく買う必要はありません。

試着当日はいつもどおりの服装・ヘアセット・メイクでOK

また、ネットや雑誌では、ウェディングドレス試着当日の服装・ヘアセット・メイクに関する情報もよく見られます。 しかしこれについても「いつもよりお洒落にしよう!」とか「できるだけ脱ぎやすい恰好で行かなくちゃ!」と身構える必要はなく、いつもの自分・自然体な感じで来られるのが1番です。 (コーディネーターとしても、自然な装いでお見えになってくれるほうが、“本当にその人の美しさを引き立てるドレス”を、見繕いやすいのだと思われます)

ヘアアレンジもコーディネーターに任せましょう

試着ヘアセット ショップによっては、試着したウェディングドレスに似合う髪型に、その場で簡単なヘアアレンジしてもらうことが可能です。 「自分で綺麗に髪型をセットできない」という人も、無理しなくて大丈夫なのは助かりますね! もし、結婚式は絶対に髪を下ろしたダウンスタイルでいきたいと希望があれば、ご自宅で髪を巻いてきてウェディングドレスの試着にのぞむと、実際の着こなしのイメージを掴みやすいです。

ウェディングドレス試着当日のイメージ | ヒアリングや試着ドレス選び、鏡の前でのチェックなど

以下では、人気ウェディングドレスショップ『Authentic(オーセンティック)』で撮影されたイメージ写真で、実際の試着の流れや雰囲気を掴んでみましょう!   プランシートの作成 ウェディングドレス試着当日、まずはコーディネーターがプランシートを作成するため、ヒアリングを行います。 好きなブランドや好みのライン・シルエット・カラーなど、「これがいい」が全部決まっていなくても、先述したように“叶えたい世界観”が何となくでも、思い描けていれば大丈夫! また、「これがいい」よりは「これはイヤかも……」という要望のほうが具体的(「二の腕が全部でるドレスは嫌」など)でしょうから、正直に伝えておくとドレス選びがスムーズに進みます。   試着ドレス選び 専用のグローブをつければ、直接ウェディングドレスの質感を触れて確かめることが可能。 どんなに高画質な写真でも伝えきることができない、高級なウェディングドレスの生地の上質感、微妙なカラーのニュアンス、刺繍などデザインの本当に細かい部分まで、じっくりと確かめることができます。   フィッティングルーム フィッティングスペースにて、気に入ったドレスに着替えます。 もちろん、ドレスの着用はコーディネーターが手伝うので、ドレス着替えの知識がなくても問題ありません。 試着のイメージ 結婚式の本番さながらに、美しくウェディングドレスを身にまといます。 ウェディングドレスショップが撮影OKであれば、全身・バックスタイル・バストアップ・サイドなど、様々な角度で写真を撮っておくことがオススメです!

結婚式のことがあまり決まっていなくても参加OKな、ドレスショップのフェア・イベントに行ってみよう

「ウェディングドレスショップは、半年以内に挙式をするなど、色々決まってからじゃないと行けないんでしょう?」と、思っている方が意外と多いようです。 しかし実際は、挙式会場や日程が未定で、着たいドレスのイメージが全然湧かなくても、気軽に行けるオープンなイベントが、定期的に開催されています。 試着の時と同じように、直接自分の目でドレスを見ることで、着たいドレスのイメージがまとまってくることがあります。好きなブランドも、ここで見つかるかもしれません。 またフェアによっては、1着だけ試着できる場合もあります。そうしたお得度の高いブライダルフェアは、おさえておきたいところ。 「これから少しずつ、色々と結婚式の準備を進めていく」という方は、お住まいの地域のブライダルフェアの開催情報を、ぜひ調べてみてください!
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まとめ

試着 以上、ウェディングドレス試着の基礎知識、“ドレス迷子”にならないためのお話でした。 「このままどんどん悩んでしまいそう」 「決められないかも……」 そんな時は気軽に、コーディネーターに相談してみてください。プロからの意見があれば、安心してドレスを決めることができるはず! サポートをもらって、1人でプレッシャーを背負うことなく、ウェディングドレスの試着やその他の準備の段階から、“花嫁”を楽しんでほしいなと思います。   Dressesでは掲載ドレスのご試着のご予約も承っております。 下のボタンからお気軽にお問い合わせくださいませ。

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