2020.02.17
プレ花嫁さまのウェディングドレス選び、カラードレス選びの“パートナー”とも言える存在が、ドレスコーディネーターです。
「後悔しない1着を決められるかな……」と不安な状況にあっても、信頼できるドレスコーディネーターがいれば安心してドレス選びを楽しめるようになります。
たくさんの花嫁さまに愛され続ける、ウェディングドレスショップの人気の一翼は、信頼と実績を備えたプロのドレスコーディネーターによって担われているのでしょう。
今回のコラムでは、そんなドレスコーディネーターの仕事ぶりにフォーカスしてみます。
プレ花嫁さまだけでなく、「将来ドレスコーディネーターになりたい!」と思っている人もぜひ、参考にしてみてください。
今回、ドレスコーディネーターに関する取材に協力してくれたのは、ウェディングドレスショップ『Authentique(オーセンティック) 』。
感度が高い花嫁さまが憧れる人気海外ブランドのドレスを数多く揃える、人気ショップブランドです。
Authentiqueに在籍するドレスコーディネーターに、1日の仕事内容について尋ねてみると、以下のような回答がありました。
9時30分ごろから、Authentiqueのドレスコーディネーターの1日が始まります。
お客様をお迎えするために店内を綺麗に掃除して、その日の予約確認を含めたミーティングを行います。
個々の仕事だけではなく、1日を通したお店の動きをスタッフしっかり皆で共有して、いよいよ開店時刻です。
予約でのご来店が基本のドレスショップでは、開店早々にお客様の対応が始まります。これはお客様の入りを待つ通常のアパレルショップとの、大きな違いですね、
お客様の対応の内容は、もちろんウェディングドレスのご相談・ご提案、ご試着のお手伝いなどです。
Authentiqueの場合、ドレスコーディネーターは1組のお客様に対して2時間から2時間30分かけて対応します。
ランチをはさんで、今度は2組目のご予約のお客様の対応です。
仕事内容は1組目のお客様とほぼ同じですが、花嫁さまが変わるということは、お好みのドレスだったり結婚式・披露宴の会場だったり、ご予算だったり、ドレス選びのすべての条件が変わるということでもあります。
ドレスコーディネーターは巧みに頭のスイッチを切り換え、1人1人のプレ花嫁さまにピッタリのドレスを見立てていくのです。
さて、16時ごろにご来店されるのが、だいたいその日の最後のお客様です。
ドレスコーディネーターの1日も終わりに近づいていますが、朝に1組目のお客様をお迎えした時と同じ丁寧さで接客にあたります。
ここまでは割愛していましたが、1組目のお客様と2組目のお客様のご来店の間など、空いた時間に行っているのは様々な事務処理作業。
接客に入らない時間帯をサッと事務にあて、1日の仕事をスムーズに終えられるように尽力します。
3組目のお客様のお見送りが終わったくらいで、お店が閉店時間を迎えます。
残りの事務作業や片付けなどをして、ドレスコーディネーターの1日の仕事は終わりです。
もちろん、日によって仕事内容が違うこともありますが、だいたいはこのような流れで、ドレスコーディネーターとしての1日を送っているそう。
他業種と比較して、ドレスコーディネーターはお客様と密にコミュニケーションをしている時間が長いのだろうなと感じました。
「ウェディングドレスの試着が初めてです。どんなドレスがいいのか、イメージができなくて……」と悩まれつつご来店されるプレ花嫁さまは意外と多いそうです。
某日、『Authentique』のドレスコーディネーターが対応したA様もそうでした。
A様が「着たい!」と思えるウェディングドレスを見つけるために、ドレスコーディネーターは様々な質問をします。
「どんな雰囲気の会場で式を挙げられますか?」「どんなふうにゲストと過ごされたいですか?」など……。
こうしたやり取りの中で、A様の結婚式はシンプルで洗練されたイメージの会場で行われ、A様はゲストの皆様に「綺麗!」とひと目みて言ってもらいたいことなどが分かり、少しずつA様の“理想のウェディング”が浮かび上がってきました。
そしてドレスコーディネーターが提案し、A様にも気に入っていただけたのが、レバノン発の人気ブランドSaiid Kobeisy(サイードコベイシー)のウェディングドレスです。
華やかでデザイン性が高く、入場してきたらすぐに「綺麗……」と目を奪われてしまいそうなインパクトを持つこのウェディングドレスは、A様のイメージされている“素敵な花嫁像”にかなり近いのではないかと思えました。
なかなか自分では具体化できなかった“理想とするウェディングドレス”が、ドレスコーディネーターの提案を受けて見つかると、「こういうのが着たかったんだ……!」と皆様大変喜んでくださるそうです。
その他、Saiid Kobeisy(サイードコベイシー)のドレスはこちら★
その他、華やかでデザイン性のあるドレスはこちら★
「“ドレスをみるプロ”であるドレスコーディネーターが、注目しているブランド・推せるブランドは、間違いなく素敵なのでは?」という興味を持って、実際に注目するブランドについて尋ねてみました。
今回のコラム制作にあたりご協力をいただいた、ウェディングドレスショップ『Authentique』のドレスコーディネーターからは、Mira Zwillinger(ミラズウィリンガー)の良さについてのお話がありました。
Mira Zwillingerは、イスラエル発のブランドです。
日本ではまだ知らない人もいらっしゃいますが、海外では既にラグジュアリーブランドとしての確固たる地位を築いており、とても人気があります。
Mira Zwillingerならではの美しく存在感あるビーディングは、トレンドに敏感な花嫁さまより高い評価を受けていて、近年増えてきたゲストとの距離感が近いお式で、よく選ばれているそうです。
その他、Mira Zwillimger(ミラズウィリンガ―)のドレスはこちら★
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最後に、ウェディングドレスショップ『Authentique(オーセンティック)』で活躍するドレスコーディネーターに、毎日の仕事のやりがいやAuthentiqueのドレスコーディネーターとしての今後の目標などを、うかがってみました。
自分のコーディネートを、お客様に褒めていただける瞬間はやっぱり嬉しいです。
花嫁さまと一緒に運命の1着を見つけられること、それで喜んでいただけることが、ドレスコーディネーターとしての喜びでもあります。
「お客様の大事な花嫁衣裳を選ぶのだから、ミスがあってはいけない」という気持ちがあって、休日でも「あれはやったかな?」と気を揉んでしまう時は、大変だなぁと思います。
人気海外ブランドの高級品質のウェディングドレスを提供している、『Authentique』の名に恥じないよう、身だしなみや立ち振る舞いを、自分で厳しく律しています。
また、感度が高い花嫁さまへの提案の幅が広がるように、SNSや雑誌で情報をこまめにキャッチしたり、通りがかるお店のウィンドウディスプレイのアクセサリー使いや色の組み合わせを気にしたり、ブーケに使うお花の勉強をしたりしています。
『Authentique』をもっと広めていきたい、もっと多くのプレ花嫁さまに知っていただきたいという目標があります。
そのために、1人1人のお客様を大切にし、満足度や信頼感を積み重ねていくことが大事かと思います。
「大変だなぁ」と思うことももちろんありますが、それよりも花嫁さまの一生に一度のウェディングドレス選びに付き添い、喜んでいただけるやりがいのほうがずっと大きいです。
こんな仕事は、他にはなかなかないと思います。ぜひ諦めずに頑張って、ドレスコーディネーターとして活躍していただきたいです。
以上、人気ウェディングドレスショップ『Authentique』のご協力で、ドレスコーディネーターの仕事内容について様々な角度から迫ってみました。
一生に一度の結婚式を、最高の想い出にしていただくために、今日もどこかでドレスコーディネーターが活躍しています!
⇒ 取材にご協力いただいたAuthentiqueのドレスはこちら★
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