2022.01.07
感動的な結婚披露宴のクライマックスに行われる新郎の謝辞。
結婚披露宴に出席してくれたゲストへ感謝の気持ちを伝える大切な言葉となります。
かつては新郎の父が謝辞を述べるケースもありましたが、最近では新郎による謝辞が一般的となっています。
人生で最大の晴れ舞台となりますので、かっこよくスマートに決めたいもの。
ですが大勢のゲストの前では、やはり緊張してしまうでしょう。
そこで成功させるためのポイントやコツ、事例をご紹介します。
新郎謝辞は、花嫁の手紙同様に①導入②展開③結び3つの構成となります。
①の導入では、まず出席していただいたゲストへお礼を伝える事。
②では、今日感じた想いや、今後の抱負を盛り込みましょう。
③の結びでは、ゲストの幸せや健康を祈る言葉や、決まり文句でも心から想いを伝えましょう。
まずは出席してくれたことへのお礼を述べ、当日の祝辞や温かい言葉に対してあらためて感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
ゲストだけではなく、花嫁や両家の親、当日お世話になった人たちへの感謝の想いも伝えたい場合は、謝辞の冒頭で伝えておきましょう。
また当日の天候や遠方のゲストが多い場合などは、状況に合わせてスピーチすることをおすすめします。
<新郎謝辞_導入例文1>
本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にお集まりいただきありがとうございました。
本日はみなさまより心のこもったお励ましやお祝いのお言葉を頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいです。
<新郎謝辞_導入例文2>
「本日はあいにくの空模様の中、私たちの結婚式にご出席賜りまして誠にありがとうございました」
<新郎謝辞_導入例文3>
本日は、北は北海道、南は沖縄より、遠路はるばる、私たちふたりのためにご出席いただきまして本当にありがとうございます。
本題のポイントになるのが「今日一日、何を想い、何を感じたのか」です。
事前に原稿を用意しておくのもいいですが、この部分は当日のことを盛り込んだ方が、ゲストへより気持ちが伝わるでしょう。
またこれからふたりがどんな夫婦になりたいのか、抱負も述べるようにしましょう。
新郎謝辞_展開例文1
○○社長からのご祝辞、みんな忙しい中準備してくれた素敵な余興、皆さまからのお祝いのお言葉、どれも心温まるものばかりで、大変ありがたく思っています。
新郎謝辞_展開例文2
○○さんのお父さん、お母さん、おふたりの愛情を沢山受けてきた○○子さんを、今度は僕が守り、そして笑顔の絶えない家庭を築いていきます。お父さん、お母さん、今まで育ててくださり、本当にありがとうございます。おふたりのような夫婦が私の理想です。これからも、ご迷惑をかけるかと思いますが、温かく見守っていてください。
新郎謝辞_展開例文3
これまでの人生、仕事ばかりに取り組んで参りましたが、皆様のおかげで素晴らしいご縁に恵まれ、○○さんという素晴らしい妻に巡り合うことが出来ました。
結びの言葉はオーソドックスにしましょう。
「皆さまのご健康とご多幸をお祈りして」というゲストを気遣う言葉や、「これからも変わらずお付き合いください」「ご指導ご鞭撻のほどを」というような、決まり文句の組み合わせがベストです。
新郎謝辞_結び例文1
まだまだ未熟なふたりです。今までと変わりなく、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。最後になりましたが、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。本日は、本当にありがとうございました。
新郎謝辞_結び例文2
最後になりましたが、ご列席の皆さま方のご健康とご多幸をお祈りしまして、私たちふたりの挨拶に代えさせていただきます。本日はありがとうございました。
新郎謝辞_結び例文3
これからも皆様に助けていただく場面も多いかと思いますが今後とも変わらぬお付き合いのほどを、心からよろしくお願い申し上げます。本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
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最近では、両親と仲の良い男性も増えているので、新婦の手紙と同様、謝辞の時間を使って、両親への感謝の気持ちを述べる新郎も増えてきています。
もちろん事前に新婦やプランナーさんとの相談は必要ですが、大切な日に両親へ感謝の気持ちをしっかりと伝えるのもいいでしょう。
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花嫁は、結婚式の最後にまさか自分への想いも伝えられるとは思っていないでしょう。
だからこそ一言でも、結婚式で感じた想いを伝えてあげると花嫁に心から喜んでもらえるはず。
また、プロポーズをしていない新郎が披露宴中にプロポーズをするケースもあるようです。
最後にサプライズ演出として行えば、ゲストの感動を誘い、素敵なフィナーレになりそうですね。
分かっていても、当日はとても緊張してしまうものです。
「いい結婚式だったな」と感じてもらえ、失敗しないためにも、事前に原稿としてまとめて、完成したら声に出して読む練習もしておきましょう。
数時間の披露宴の最後に行うので、あまり長くてもゲストが聞き疲れてしまいます。
文字量で1000字程度、3分を目安に文章を考えましょう。
可能であれば暗記がベターですが、不安な場合はメモを見ながら話すのもOK。
その場合は終始紙を見るのではなく、スピーチする時はゲスト席に向かって話すよう練習をしましょう。
またあまり早口だとせっかく考えたスピーチが分からずじまいになることも…。
ゲストが分かるようにゆっくりと話しましょう。
当日お酒を飲みすぎて、謝辞ができないなんてことにならないよう注意を。
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