2018.03.24
結婚式や前撮りでドレスも気になりますが、日本人なら着ておきたいのが着物。
レトロモダンとは昔ながらの良いものが今の時代に見直されたり、新鮮に感じられたりすることです。
洗練されたデザインとは異なり、どこかあたたかい空気のデザインなので、ほっこりと和む効果が!?
結婚式やお写真もそんなほっこり和やかな雰囲気のものにしたいですよね。
そんな、結婚式や前撮りにオススメなレトロモダンな和装を紹介していきます。
■トリコロールの色打掛
全体の色、柄のバランスがとってもキュートです。
マリンルックに欠かせないトリコロールカラー。
フランス語で「3色」の意味で、一般的にはフランスの国旗の青・白・赤の配色を示します。
着物では珍しい柄ですね。
花嫁さまにも大変人気の一着です。
■ペイズリーの色打掛
日本語訳では松毬(まつかさ)模様や勾玉模様といわれるペイズリー柄。
草花を元にしたモチーフが繰り返されているリズムは人間の心理に安心感を与える効果があると考えられています。
中にお召になる着物で印象が随分変わるので、何を合わせるか考えることも楽しいですね。
■金華山織物
金華山織物をご存知でしょうか?
通常の紋ビロードは、毛羽と輪奈を組み合わせて模様を織り出したビロードで、カットパイルとループパイルを用いて布地に文様を織りだすパイル織物です。
そのビロードの模様を金糸で織り出す、立体感のある高級織物が金華山織りです。
豪奢で華やかな外観と、ビロード独特の手触りの良さがあります。
この着物は120年の歴史ある、京都の老舗織物「龍村美術織物」です。
オーロラのような輝きが美しい逸品で、大切な日の装いにピッタリですね。
■縁起が良い・おめでたい柄の梅とぼたん
厳しい寒さの冬を耐え抜き、春の訪れとともに美しい花を咲き誇らせる梅の花は、
「忍耐」「忠実」「上品」「高潔」「厳しい美しさ」という意味があるそうです。
他にも「梅」には「産め」という掛け言葉もあって安産祈願の意味も込められているとか。
牡丹の花は「幸福」「富貴」の意味を持ちます。
高貴な意味合いを持つ牡丹の柄の着物は、昔は高い身分の人しか着ることを許されなかった召し物です。
日本の伝統と女性らしい美の奥深さを追求したとっても豪華な組み合わせですね。
■豊麗菊花に波頭
大正末期の香りをまとったモダンな一着です。
金地に大判の豊麗菊花・波頭のとても素敵な柄ですね。
■さいごに
古さと新しさの両方を感じさせることが特徴のレトロモダン。
余り普段のお洋服でお召にならない色や柄でも着物だと全く違うという事もありますので、気になったものがあればぜひご試着をされることをオススメします。
また、ヘアースタイルやメイクも着物に合わせて、より一層「レトロモダン」をお楽しみ頂いてはいかがでしょうか。
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