2019.12.03
Dressesニュース / 式場選び / 神前式 / 結婚式
「北海道で和婚をあげるとするなら、どこがいい?」
この質問をされたら、多くの人が北海道神宮を思い浮かべるのではないでしょうか。
一歩踏み入れば、誰もが恭しくなるほどに、厳かで格式高い北海道神宮の境内。
そこで行う和婚、すなわち日本の伝統的な神前式は、新郎新婦・ご参列の皆様全員の、忘れがたい思い出となることでしょう。
今回は「JUNO札幌店」が和装を担い、当日も式の終わりまで密着した、北海道神宮での結婚式について詳しくレポートします。
今回、北海道神宮での結婚式に参加したスタッフの中には、北海道神宮へ訪れるのが初めての者もいました。
「境内がとにかく広いし、1つ1つの建築物が大きくて豪華!」と、その佇まいには圧倒されたそうです。
たくさんの高木は境内の空気を澄みわたらせていて、神宮ならではの静謐さと神聖さが、五感で感じられました。
手水舎(ちょうずや)1つとっても、格の違う厳かな佇まいに圧倒されます。
北海道のカップル・ご夫婦様が、「伝統式な和婚をするなら、北海道神宮を選びたい」とよく仰る気持ちに、すぐ共感することができました。
今日のように、ウェディングドレスショップの宣材撮影が入る結婚式は、モデルを起用した模擬形式であることが多いです。
しかし、北海道神宮は儀式を大変重んじているため、“模擬”形式での撮影協力許可はいただけません。
ではなぜ今回、撮影にご協力していただけているのかというと、新郎新婦役がモデルではなく、本当に結婚をする2人だから。
撮影の中で、本当に婚姻の誓いを立てられる2人だからこそ、北海道神宮から快く協力していただけることになりました。
つまり、これから先の北海道神宮での結婚式レポートや写真は、模擬挙式では見られない貴重なものなのです。
白無垢とお化粧をまとわれ、凛とした表情の花嫁様。
いよいよ、これから北海道神宮での結婚式が行われます。
厳かな雰囲気の中、ついに北海道神宮での結婚式が始まりました。
終始厳かに進められた、北海道神宮・神前式の様子を、ピックアップしてご紹介!
北海道神宮の巫女さんに先導され、本殿へと歩みを進める新郎新婦一行。
新郎新婦や親族が、神社の本殿へと列を成して歩く様子は、通称「花嫁行列」。神前式における正式な儀式名は「参列の儀(さんれつのぎ)」です。
これから本殿にて執り行われる神聖な儀式を間近に控え、一同はどこか緊張した面持ち……。
新郎新婦一同、北海道神宮の本殿へと入場しました。
北海道神宮は、境内だけでなく本殿も大きく、格式の高さがひと目で感じ取れるような豪華な内装。
本殿では、参列者の心身や誓いの杯・指輪を祓い清める「修祓の儀(しゅばつのぎ)」、斎主による「祝詞奏上(のりとそうじょう)」、巫女が鈴を鳴らして参列者を祓う「鈴祓(すずばらい)」など、粛々と儀式が進んでいきます。
神前式を知らない方でも、「三三九度(さんさんくど)」なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
新郎新婦が、3種の盃でお神酒を飲み交わす有名な儀は、正式には「三献の儀(さんこんのぎ)」と称すのです。
「三献の儀」の後は、新郎新婦が神前へ進み出て結婚の誓いを述べる「誓詞奏上(せいしそうじょう)」、「指輪交換の儀」、“二拝二拍手一拝”の作法で拝礼する「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」など、日本の伝統を感じる厳かな儀式が続き、無事に神前式は終了。
北海道神宮のもと、晴れて2人は夫婦となりました。
北海道神宮での和婚にのぞまれる2人のお着物は、2019年10月にオープンしたばかりの「JUNO札幌店」がコーディネートしました。
「JUNO札幌店」の店舗情報や和婚へのこだわりを詳しくご覧になりたい方はこちら★
白無垢(しろむく)と言っても、今は様々。アレンジを効かせ、和洋折衷のようにすることもあります。
しかし今回は、「格式高い北海道神宮にふさわしい装いがいいです」とのご希望から、「これぞ!」というような、日本の伝統に忠実な白無垢を着付けています。
派手な装飾はなく、慎ましやか。悠久の美しさを感じさせる装いです。
ヘアスタイルもかっちりとした日本髪で、清廉な綿帽子と共に、日本古来の白無垢の美しさを引き立てました。
その他白無垢のコーディネートはこちら★
花嫁様は、“やさしく、かわいらしい感じ”のお顔立ちが印象的でした。
そのやわらかで可愛らしい表情を引き立てるため、掛下(かけした)で「赤」を差し込みます。
赤色には、「魔除けの効果がある」とも言い伝えられています。(神社の鳥居が赤いのも、そのためです)
“これからご夫婦で幸せな人生を歩んでいけるように”、そんな願いも込められていました。
そして、JUNO札幌店では、白無垢から色打掛(いろうちかけ)に着物を掛けかえて写真撮りをさせていただくことが可能です。今回の花嫁様も、色打掛に掛けかえたお写真を撮影。
色打掛は、ただ鮮やかなだけでなく“深み”を感じる赤い着物を選んでいます。
結婚式を行った時期の北海道神宮は、紅葉の真っただ中。
紅く色づいた木々の中に、赤い色打掛を召された花嫁様が立つと、ずっと見惚れていられるほどの美しさを感じました。
その他色打掛のコーディネートはこちら★
北海道神宮での和装結婚式を無事に終えた新郎からは、次のような感想が届きました。
北海道神宮の本殿はとても広く、巫女さんの舞や雅楽の生演奏は本当に圧巻でした。
ここまで大きいスケールで挙式をされている神社は、全国的に見ても他になかなか無いのでは?と思います。
多くの北海道民が、「北海道神宮で和婚を挙げたい!」と思う気持ちがわかりました。
私の奥さんも以前から、白無垢での神社式に憧れていたので、大変満足しているようです!
実は、新郎はウェディングドレスショップ「JUNO」のスタッフでもあります。
当人が挙式を考えている時期と、「JUNO札幌店」のオープンの時期が幸運にも重なり、今回のような貴重な機会が生まれました。
撮影に協力してくれた「JUNO」スタッフ、そして奥様、北海道神宮の皆様には改めて感謝を申し上げます。そして、末永くお幸せに!
以上、北海道神宮で行われた結婚式の様子、そして新郎新婦の和装コーディネート写真をお届けしました。
北海道神宮には、国内外からたくさんの参拝客が訪れます。
紅葉の見頃でもありましたから、この日も例外ではなく、花嫁行列を成して境内をゆく私たちに、たくさんの人が「おめでとう!」と、温かい声をかけてくださいました。
こうして一般の方々から注目していただけ、「おめでとう」「綺麗ね」と声をかけてもらえるのも、神社婚ならではの良さだと思います。
北海道神宮から、すぐ“真向い”にあるウェディングドレスショップ『JUNO』の新店舗、「JUNO札幌店」は北道神宮で伝統的な和婚をあげたいお客様のため、白無垢や色打掛などの和装に力を入れております。
「北海道神宮で、立派な和婚を挙げたい!」とお考えなら、ぜひ「JUNO札幌店」におまかせください。
Dressesでは掲載ドレスのご試着のご予約も承っております。
下のボタンからお気軽にお問い合わせくださいませ。
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