2020.03.10
2020年2月某日、ウェディングドレスの世界的ブランド『ANTONIO RIVA(アントニオリーヴァ)』のデザイナー、Antonioの来日に合わせた勉強会が、ウェディングドレスショップ『JUNO(ジュノ)』にて行われました。
デザイナーが直々にウェディングドレスのこだわりについて話す、めったとない機会です。
勉強会は関係者のみ参加するものでしたが、今回はDressesから特別に、“2020年のANTONIO RIVAが気になるプレ花嫁さま向け”のお役立ち情報をリリースさせていただきます!
≪目次≫
・この日限定で開かれたANTONIO RIVA人気&新作ドレスショー
・ANTONIO RIVAデザイナー本人に聞く!ドレスへのこだわりやコーディネートの工夫
・まとめ
勉強会に合わせて、ANTONIO RIVAの人気ウェディングドレス・新作ウェディングドレスを紹介するショーが開かれました。
ANTONIO RIVAのウェディングドレスが魅力的であることは、言うなれば「ブライダル界の“常識”」。
ただ、それをショーという場を持って生で見ると、ブランドの持つ凄さに何度でも圧倒されてしまうのです。
“Aライン”は幅広い層の花嫁さまに、長く愛され続けるドレスラインの1つ。着る人の体型や、結婚式の会場や演出を選びにくい王道ドレスとも言えるでしょう。
そうした王道ドレスのなかにも、デザイナーAntonioのこだわりが光っており、例えば上の写真のドレスはオーガンジー×フチだけ刺繍で“透け感”が重視された1着で、花嫁さまに幻想的な印象を与えてくれます。
その他Aラインのドレスはこちら★
新作カラードレスとして、披露された1着。
ANTONIO RIVAらしい独創的なシルエットは健在で、大胆なアシンメトリーデザインが実にスタイリッシュな印象を与えてくれます。
勉強会の参加メンバーいわく、世界的デザイナーAntonioから直接ドレスづくりやそのこだわり、信念について聞ける時間は、とても有意義であったそう。
以下、ANTONIO RIVAの勉強会で話題に上がったことの一部を特別にご紹介します。
“欧米”や“海外”でひとくくりにされることが多いトレンドですが、実際は地域により意外と差があります。
例えば2020年の今は、ニューヨークではアーバンでスタイリッシュなスレンダーラインのドレスが、一方ヨーロッパではスカートにボリュームを持たせたラインのドレスが人気を集めているとのこと。
ただANTONIO RIVAとしては、カジュアルスタイルの浸透や、その時々のトレンドにはあまり引っ張られ過ぎずに、花嫁さまに特別感・幸福感を提供することに重きを置いているそうです。
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ANTONIO RIVAの仕事は、素敵なウェディングドレス・カラードレスを作り、お届けすることです。
ただしそれだけではなく、“夢”や“世界観”といった形容しづらいものを、ドレスに託して運ぶつもりで1着1着のドレスをデザインしているそう。
ちなみに、今回新作として入荷し、イベントでお披露目となったANTONIO RIVAのコレクションで思い描いたのは、1950年代の映画の世界観」とのことでした。
ANTONIO RIVAのドレスといえば、他のブランドでは真似できないような、独創的なシルエットが強みです。
なかでも、作り込まれたバックスタイルは、見る人に強いインパクトを与えます。
こうして後ろ姿に凝ったドレスを作るのは、「花嫁さまは自分で思っている以上に、セレモニーで後ろ姿を見られている。とすれば、どこか1点から見た時が格別に美しいのではなく、(後ろ姿も含めた)全体的なバランスの美しさを追求する必要がある」と考えてのことだそうです。
その他の独創的なシルエットのドレスはこちら★
ANTONIO RIVAらしさは、各ドレスの“ボリューム感”によっても演出されています。
ドレスの種類によっては、高級生地を約40mも使って織り合わせ、厚みを出している場合も!
またANTONIO RIVAでは、パニエとあわせて着るドレスの場合に、そのパニエまで作ることが特徴。
生地をたくさん使ったり、1つ1つのドレスに最適なパニエがあったりするおかげで、ANTONIO RIVAのドレスのボリュームは“本物感”に溢れます。
その他ボリューム感のあるドレスはこちら★
ANTONIO RIVAらしいウェディングドレスの素材といえば、よくイメージされるのがミカドシルク。
とはいえ実際は、シルクガザルなど他の種類のシルクやオーガンジー素材など、各ドレスのテーマ・デザインに合わせた最適な素材が幅広く使われています。
ミカドシルクなどの高級素材を、できる限り100%で使うことにこだわるのは、シルエット重視で装飾に頼らないドレスの場合、生地の優劣が分かりやすく誤魔化しが効かないからだそう。
色合いなど、生地の違いで実際にでる視覚差だけでなく、身にまとう花嫁さまの着心地の良さも妥協しない姿勢がうかがえました。
その他のミカドシルクドレスはこちら★
先述したように、ANTONIO RIVAのドレスは全体的に見た時の美しさに、特にこだわっています。
バックスタイルに、他のブランドのドレスではなかなか見ない変わったディティールが持たせられていることも、少なくありません。
そうしたANTONIO RIVAのドレスならではの美しさを、より一層引き立てるためのコーディネート案として、「薄くシンプル、長めのベールを合わせてみてほしい」とありました。
ANTONIO RIVAの独創的なウェディングドレスを纏い、ベールから透いて見える花嫁さまの姿は、きっと何よりも神秘的なはず!
その他ベールの種類を知りたい方はこちら★
Antonio曰く、「ヨーロッパ貴族からインスピレーションを受けたコレクション」とのこと。
ボリューミーなドレスは、王道の“プリンセス感”を求める日本の花嫁さまの好みに合うことでしょう。
いつか、ANTONIO RIVAの新しいテーマのドレスが入荷する時が、今からとても待ち遠しいです。
全てののANTONIO RIVAのドレスをご覧になりたい方はこちら★
以上、ANTONIO RIVAのドレスショーおよび勉強会の独占レポートでした。
デザイナー本人から直接語られた、ANTONIO RIVAのドレスのこだわりや魅力は、ANTONIO RIVA好きをさらにANTONIO RIVA好きにさせるために十分な説得力を持っていました。
2020年ANTONIO RIVAのウェディングドレスが、より多くの感度の高い花嫁さまのもとに届きますように!
Dressesでは掲載ドレスのご試着のご予約も承っております。
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