2022.11.28
10月に開催されたNY Bridal Fashion Week (ニューヨークブライダルファッションウィーク)2023AW collection。
実際にNYに買付に足を運んだドレスショップのバイヤーに、現地の最新情報をインタビューいたしました!
現地で見たショーやプレゼンの様子とは?
特に心がときめいたドレスは?
など、ここでしか手に入らない情報をお届けいたします。
▼2023年のドレストレンドはこちらで紹介しています
直感的に素敵と感じるかどうか。自分の想いを込めて素敵だと届けられるものをセレクトしています。
続いてデータに基づいた判断。直感で素敵と思ったものが、マーケットでどの様に打ち出せるのか、お客様像と照らし合わせて判断しています。
Hermione de Paula のプレゼンテーション。
Hermione de Paulaは刺繍のデザインがユニークなイギリスのブランド。
そのインスピレーションは、デザイナーが日頃スケッチしている自然の動植物から得ているそう。
ロンドンのアトリエを再現したようなプレゼンテーションは夢の世界でした。
刺繍枠にはまさに作成途中の刺繍を見ることができ、壁は本物のドレスの型紙や、スケッチ、ファブリックで埋め尽くされていました。
デザイナーのデッサンを綴ったオリジナルの塗り絵と色鉛筆が準備され、彼女の感覚に寄り添える様な体験することができました。
ドレスの美しさを感じるだけではなく、ブランドのオリジンや世界観を体感できた素晴らしいプレゼンテーションでした。
Sebastine Luke
Sebastine Lukeのパンツスーツ。
今回始めてバイイングを行ったブランド。プレーンな生地使いとデザインをベースに、ブランドのカラーをワンポイントプラスしたドレスたち。
ワンポイントですが、はっきりとブランドの主張が伝わるようなデザインが魅力的でした。
自由な発想のドレスがたくさんありましたが、その中でも特にはっとしたのはパンツスーツ。
ボディは斜めにカットしたチュールとレースが大胆でとってもモード。
ティアードのトレーンをプラスすると一気にドラマティックな印象に変わります。
その他、JUNOのドレスはこちら★
Francesca Miranda “LULIT”
Francesca Miranda は生地使いが最大の魅力の一つ。
今回のコレクションでは、初めて出会うつぶつぶと立体的なレースに驚き、感動しました。
全面にユニークなレースを使用し、バックスタイルはラッフルにすることで、更に表情豊かに生地の魅力を引き立てていました。
ボディは格子状のボーンが透けていて、モダンなボーン使いにも感激しました。
今回のコレクションのトレンドとして見られた「グローブ」もお揃いのレースで作成されていました。
▼Francesca Mirandaをもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!
その他、THE SWEET COLLECTION by JUNOのドレスはこちら★
その他、Francesca Mirandaのドレスはこちら★
見た瞬間、触れた瞬間に自分自身の心がときめくかどうか。
その一着を身に纏った花嫁の姿が思い描けるかどうかを大切にしています。
HONORのショールーム。
今回始めてアポイントを取り訪ねたニューヨーク発のブランドです。
ショールームに一歩足を踏み入れると女性ごころがくすぐられるフェミニニティな世界が広がっていました。
繊細なファブリックから生まれるラグジュアリーなドレスが並ぶ空間は夢のような場所でした。
壁紙やカーテン、ドレスを並べるラックやハンガー、そしてドレスを着用する際に中に着るインナーまでにも拘りが詰まっており、デザイナーのブランド愛、そして圧倒的なセンスに引き込まれました。
HONOR
HONORで一目惚れしたドレス。
繊細で柔らかなチュールに、甘さを抑えるブラックのベルベットリボンが効いた一着。
通常はプレーンな布地を貼るライニング(裏地)をレースでロマンティックに仕上げているところに心ときめきました。
たっぷりボリュームをもたせたパフスリーブもエアリーで可憐な印象に。
その他、Fiore Biancaのドレスはこちら★
しっかりとした分析を行い、数字はもちろんのことですが、それ以上に選ぶものが花嫁様にときめきを与えるのか、気持ちを動かすものがあるかどうかを大切にしたいなと思っています。
約3年ぶりの開催となったPeter Langnerのプレゼンテーションは、5人のモデルさんが起用され、ランウェイ形式で発表されました。
世界各国のバイヤーやカメラマンの取材で埋め尽くされた会場から、Peterの人気度が伺えます。 最後にPeterが登場し、会場は温かい拍手に包まれていました。
シンプルでありながら、Peterrらしさが詰まった、洗練された空間でした。
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その他、Peter Langnerのドレスはこちら★
Elie Saab
大き目なフラワーモチーフの花弁にはくるみボタンが使われていて、私たちバイヤー陣も普段から目にしていているくるみボタンだからこそ、どうしてこのような素敵な発想が浮かぶのだろうか…!と一同悶絶しておりました。
Elie Saabらしい上質な素材の上に、一緒にデザインされた同じモチーフのヘッドとベールが重なり、さらなる存在感を放っていました。
▼Elie Saabをもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!
その他、Elie Saabのドレスはこちら★
その他、Authentiqueのドレスはこちら★
いかがでしたでしょうか?
どのブランドも細かいディテールまで美しく、思わずため息がでてしまいます..♡
ウェディングドレスのトレンドを牽引するNYブライダルウィーク。
今後も最新情報をDressesより発信してまいりますので、楽しみにお待ちくださいね!
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