あなたに合わせたカラードレス
Y.Tokunaga
JUNO / THE GRAND HOUSE 鹿児島店
ウェディングドレス選びのプロであるコーディネーターが、花嫁さまのイメージや会場に合わせたドレス選びのテクニックを伝授する企画「コーディネーターズ ヴォイス」。
この記事では花嫁さまからよく質問いただく内容を中心に、「人気のカラードレス」のご紹介と挙式や披露宴のシチュエーションに応じた選び方のポイントを解説します。
最新トレンドで、花嫁さまからも人気のカラードレスのポイントを3つご紹介します。
1つ目は、『ニュアンスカラードレス』です。
「くすみカラー」とも言われますが、全体的に淡くグレーがミックスされたような色合いのドレスが人気です。
ニュアンスカラーのドレス一覧はこちら★
こちらのピンクのニュアンスカラードレスは、ドライフラワーやグリーンを装花として彩るバンケット(=披露宴会場)でもドレスがナチュラルに溶け込み、バンケットとドレスの一体感が生まれることが人気の理由です。
次に『ビーディング(ビーズの刺繍)』がポイントのドレスです。
自然光がたっぷり差し込むバンケットやスポットライトを浴びての入場の瞬間に、花嫁さまが光に包まれる姿はまさに非日常の特別なシーンを演出します。
こちらのKENNETH POOL(ケネスプール)のドレスは、上半身に施されたインド刺繍が目を引く美しさです。
また日本人の肌に馴染みやすいので、安心してお召いただける1着です。
その他ビーディングが美しいドレスはこちら★
3つ目は『エレガントさ』があるカラードレスです。
今年はお色味やデザインが上品で高級感のあるカラードレスが好まれる傾向にあります。
こちらは女性らしく上品に魅せてくれるオフショルダーのデザインが特徴です。
鮮やかな発色が目を引くロイヤルブルーに、サテン素材ならではの光沢がさらに高級感を醸し出し、エレガントに花嫁さまを彩ります。
胸元にあしらわれたホワイトビーディングが柔らかい印象も与えてくれるので、パールやホワイトビジューなどのホワイトカラーのアクセサリーをあわせたコーディネートがオススメです。
その他のエレガントなドレス一覧はこちら★
カラードレスで人気の5色ご紹介します。
まず、落ち着きのある『グレー』。
会場内のレイアウトやディスプレイは落ち着きのある雰囲気をご希望の方が増えてきており、あわせて大人っぽく洗礼された印象のカラードレスが人気です。
無造作に巻かれたダウンスタイルに大振りのイヤリングでコーディネートいただくと、ワンランク上の大人っぽさを演出できると思います。
その他グレーのカラードレスはこちら★
最近になって『イエロー』も人気カラーの仲間入りをしています。
ホテルウェディングや入場口に階段があるようなゲストハウス等でのドアオープンでは、とても華やかなお姿で入場することができ、グッとお色直しの印象づけができることが人気のポイントかと思います。
サテン素材のこちらのイエロードレスには赤系のお花にグリーンをミックスしたブーケをお持ち頂くと、ドレスとコントラストができ、よりメリハリの効いたコーディネートになります。
その他、イエローのカラードレスはこちら★
『ブルーグレー』のドレスもとても人気のあるお色です。
原色のカラードレスにはない柔らかで落ち着いた印象のブルーグレーは、かすみ草などの華奢な小花やアネモネやバラなどの一輪でも存在感のあるお花など、どんなブーケとも相性がよく、可愛らしくもスタイリッシュにも着こなすことができます。
こちらは色使いに加え、チュールの柔らかさとレースの上品さも特徴です。
落ち着きのあるカラーだからこそ、お花のコーディネートやアクセサリーなど、ご自身らしいコーディネートを楽しみたいオシャレな花嫁さまにおすすめします。
1年を通して人気のカラードレスは『ネイビー』です。
ベーシックカラーならではのお召しいただいたときの安心感が、たくさんの花嫁さまに支持されている理由だと思います。
その他、ネイビーのドレスはこちら★
ネイビーならではの落ち着きの中に贅沢なインドビーディングを施すことで、結婚式だからこそ感じていただける特別感をプラスしてくれる1着です。
またホワイトの生地でデコルテを綺麗に見せてくれるVカットのデザインは女性らしさも感じていただけます。
最後に『オレンジ』のカラードレスは、今年特に人気があるのではないでしょうか。
「挙式は厳かにしたいから、披露宴は明るく楽しい雰囲気にしたい!」という花嫁さまに人気です。
花かんむりや編み込みにお花を入れたヘアデザインなど、カラフルで可愛らしいスタイリングで人生に1度の特別な瞬間を過ごしていただけることも、発色の良いオレンジのカラードレスならではの醍醐味かと思います。
その他オレンジのカラードレス一覧はこちら★
こちらのカラードレスはミモレ丈となっており、正面のカジュアルな印象とロングトレーンでダイナミックなバックスタイル、どちらも楽しんでいただけます。
入場シーンはもちろん、写真撮影でも様々なアングルでドレスの着姿を残していただくことをおすすめします。
季節によって選ばれるカラードレスの色の傾向は確かに変化していきます。
気候やゲストがお召しになるものも変化するため、季節を考慮してカラードレスを選ばれる花嫁さまが多いようです。
ここからは、季節ごとのオススメのカラードレスをご紹介いたします。
春は『柔らかな印象のカラードレス』を選ばれる傾向があります。
淡いブルーやピンクのカラードレスという柔らかで優しいイメージでドレスを選ばれる花嫁さまが多いですね。
こちらは柔らかなパープルのオーガンジー素材のニュアンスカラードレスです。
お背中にはシースルーのチュールの上にホワイトビジューやフラワーモチーフが施され、正面の印象とギャップが感じられ、美しいバックシルエットがゲストの記憶にも残るドレスです。
ドレスと同系色の春の花をまとめたブーケに、ローポニーテールですっきりとまとめたシンプルなコーディネートでいただくと春らしい印象に仕上がります。
その他のパープルのカラードレスはこちら★
夏は会場全体がパッと明るくなるような『ビタミンカラー』が好まれます。
こちらはイエローの華やかなカラーで、花嫁さまの存在感をしっかりと出すことができる1着です。
きらきらと太陽の光が降り注いだように会場内を明るく元気にしてくれるこのドレスは、チュールに施されたレースが動くたびに揺れ動くバックデザインもポイントになります。
よりインパクトをつけたい方は、赤や青などのお花でつくるポップなブーケも合わせるのがおすすめです。
ヘアスタイルは軽やかにアップスタイルでまとめ、シルバーの揺れるイヤリングを付けていただくと、華やかな夏の結婚式にピッタリのコーディネートになります。
秋は今季のトレンドカラーでお伝えしたニュアンスカラーが人気です。
会場内も季節に合わせて、グリーンやドライフラワーなどで秋っぽい雰囲気を作られることが多い印象です。
こちらのドレスは、少しくすんだブルーで大人っぽく着こなして頂けます。
プリーツ加工が入ったスカート部分は、ふんわりと広がりウエストからの切り返しが入ることでスタイルアップも叶います。
会場にはドライフラワーを飾り、パンパスグラスやプロテリアなど少し存在感のある秋色カラーブーケに、編み下ろしたヘアスタイルでより秋らしい落ち着いたコーディネートに仕上がります。
冬はネイビーやレッドといった大人な雰囲気の『ダークカラー』のドレスが好まれます。
深みのあるお色味ですので、高級感もありながら存在感もあるところが人気の理由です。
会場内にキャンドルやゴールドなどの装飾アイテムを使用してあたたかみをプラスすると、ドレスにマッチしたワンランク上のおしゃれで高級感のある雰囲気が作れます。
こちらのドレスは、肌触りが柔らかなソフトチュールを贅沢にあしらったボリュームたっぷりの一着。
様々なトーンの赤のチュールが重なり合い、一色のチュールでは出ることのない深みのある色合いに仕上がっています。
また、背中から流れるように広がるチュールのトレーンが主役としての存在感をより引き立ててくれます。
ゴールドのイヤリングとヘッドアクセサリーで輝きを身にまとい、バラをメインにしたシンプルなブーケを持っていただくと、洗礼された大人な印象でパーティー会場にご入場いただけます。
Dressesでご紹介可能なカラードレスの人気ブランドをご紹介します。
まず1つ目に、プレ花嫁さまにも大変な人気を誇る、ANTONIO RIVA(アントニオリーヴァ)をご紹介いたします。
イタリア・ミラノ発のドレスブランドANTONIO RIVAのドレスは最高級のシルクを贅沢に使用し、上質なドレスを生み出しています。
立体的な構造のドレスは、もともと建築家であったデザイナーだからこその唯一無二のデザインです。
シンプルながら斬新なシルエットはドラマティックな存在感を放ち、たくさんの花嫁さまに愛されています。
ご紹介するカラードレスはLUCREZIA(ルクレツィア)という名前のドレスです。
40mものシルクオーガンジーの生地を贅沢に使用した、上質でしなやかなシルエットが魅力的です。
胸元はバラの花びらをイメージしてデザインされ、デコルテラインを女性らしく立体的に見せてくれます。
柔らかでこっくりとしたブルーはまるで青いバラのように美しく、バンケットでも存在感を放ってくれる1着です。
このカラードレスはJUNO限定のオリジナルカラーとなっており、Dressesからの試着のご予約が可能です。
次のご紹介するのはKENNETH POOL(ケネスプール)です。
世界中でも有数のトップブランドであり、繊細なクチュールの技法で生み出されるドレスは花嫁さまの個性を活かす控えめなセクシーさが特徴です。
絶妙な色合わせやラグジュアリーなインドビーディングは、結婚式という人生最愛の日にピッタリの特別感のある輝きを放ちます。
こちらは、深みのあるグリーンのお色味に胸元からスカートにかけて流れるようにあしらわれたインドビーディングが贅沢で、とてもラグジュアリーなカラードレスです。
すっきりとしたAラインのシルエットですので、パーティーでもスタイリッシュにお召しいただけます。
ドライフラワーや枝の長いお花をブーケでお持ちになれば、ヴィンテージライクなスタイルに仕上げることができます。
カラードレスを選ぶには、会場の装飾や雰囲気作りが大いに関係してきます。
花嫁さまのイメージしている会場の装飾や色合い、会場内でのご自身の見え方などがカラードレスを選ぶポイントになってきます。
ゲストテーブルや高砂のお花のイメージ、会場内に使いたい装飾品など、花嫁さまが作りたい会場内の世界観を事前にまとめていただくことがおすすめです。
例えばこちらのミモレ丈×淡いピンクのカラードレス。
柔らかで落ち着きのある色使いの会場やガーデンでのパーティーをお考えの方にオススメです。
淡いパープルやホワイトを基調にした様な会場内でも、ドレスをお召しの花嫁さまと会場が一体となる雰囲気でお召しいただけます。
またミモレ丈で身軽なお作りのため、ガーデンでのパーティでは自由に動いてご歓談を楽しむことができます。
シックで大人な印象のパーティー会場をイメージされる花嫁さまにはワインレッドのカラードレスがオススメです。
上質なサテンで仕立てられ、立体的で滑らかなドレープが特徴です。
会場に入った瞬間から主役としての存在感が際立つので、一歩一歩階段を歩いたりスポットライトを浴びる入場シーンを華やかにしたい花嫁さまにオススメの1着です。
カラードレスを選ぶ際、お二人の理想の会場の雰囲気をイメージしながら、そこに立つご自身はどう見えるのかワクワクしながら想像してご試着いただくと素敵なドレスに出会えるかと思います。
最愛の1日が皆様にとって心から幸せで満足したものになるよう、ドレス選びのお時間も楽しんでお過ごしいただければ幸いです。
もちろん、カラードレスを選びで気になることやご相談があればDressesにお気軽にお問い合わせくださいね。
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